「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督最新作、映画『チャッピー』が2015年5月23日(土)に日本公開されることが決定した。
エビ型エイリアンとそれを制圧する人類の対立を描いた「第9地区」では突如現れた新鋭として世界を驚きの渦に巻き込み、「エリジウム」では、格差社会を描いたSFとして人々に衝撃を与えたニール・ブロムカンプ監督。そんな彼が新たに放つのは、人工知能ー“AI”を搭載したロボットの物語だ。
本作の舞台は2016年―犯罪多発地区、南アフリカ ヨハネスブルグ。ここで、世界でただ一体の "感じ、考え、成長する" AI(人工知能)を搭載したロボット・チャッピーが誕生する。起動したばかりのチャッピーはまっさらな、まるで子供のよう。
ストリートギャングにさらわれたことで、そのAIにはギャングによって生きるための術が叩き込まれていく。急速なAIの成長は彼自身のバッテリーが残り5日間だと知るとともに、死への恐怖をも感じてしまう…。
チャッピーには、「第9地区」から監督とタッグを組むシャールト・コプリー。そして、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーヴァー、デーヴ・パテルら、演技派俳優たちが顔を揃えている。
既に研究が進められ、我々も無関係ではなくなっている人工知能という存在は、ホーキング博士やビル・ゲイツも警鐘を鳴らす。一説によれば、2045年には人工知能が人類の知能を超えるという予測も。急速にテクノロジーが進化する現代社会で、今観ておきたい主題の1本とも言えそうだ。
【作品情報】
チャッピー
公開日:2015年5月23日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:シャールト・コプリー(チャッピー/声など)、ヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーヴァー、デーヴ・パテル