映画『レ・ミゼラブル デジタルリマスター／リミックス』が、2024年12月27日(金)より公開される。ドルビーシネマ、ドルビーアトモス上映も行われる。

感動のミュージカル映画『レ・ミゼラブル』劇場で再び

2012年に日本公開された映画『レ・ミゼラブル』は、世界の演劇史を代表する作品の1つである舞台「レ・ミゼラブル」を完全映画化したミュージカル映画。フランスの作家ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基にした大河小説を原作に、19世紀初頭フランスの社会情勢や民衆の生活を描く。『英国王のスピーチ』 のトム・フーパーが監督を務め、『オペラ座の怪人』のキャメロン・マッキントッシュが製作に名を連ねている。

ヒュー・ジャックマンが自らの罪を改め、新たな人生を生きるジャン・バルジャン役を演じた他、ラッセル・クロウが警察官のジャベール役、アン・ハサウェイが不幸に見舞われ娼婦となったファンテーヌ役を演じた。また、ジャン・バルジャンに育てられる娘・コゼット役としてアマンダ・セイフライド、コゼットと恋に落ちる青年マリウス役としてエディ・レッドメインが出演。

生き辛い世の中だからこそ輝きを増す人と人の絆、誰かのために生きることの尊さ、困難に立ち向かう勇気と希望を持つことの大切さを高らかに歌い上げ、各地の劇場に感動の旋風を巻き起こした。

「デジタルリマスター／リミックス」で極上の映像＆音響に

日本での劇場公開から12年の時を経て、『レ・ミゼラブル デジタルリマスター／リミックス』が本邦初上映へ。最新技術による極上の映像と音響で、伝説のミュージカルを再び堪能することができる。

特に、象徴的な「民衆の歌」をはじめ、「夢やぶれて」、「オン・マイ・オウン」、「ワン・デイ・モア」などの名曲の数々は大きな見所。歌唱シーンは先に録音するのではなく、キャストが全編歌いながらの撮影を行い、後からオーケストラの伴奏をつけるという斬新な方法で収録されている。セリフのように情感豊かに奏でられるパワフルな生歌が感動を誘う。

映画『レ・ミゼラブル デジタルリマスター／リミックス』あらすじ

ジャン・バルジャンはパンを盗んだ罪で19年間服役、仮出獄した時に生活に行き詰まり再び盗みを働いてしまうが、その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れ、身も心も生まれ変わり市長となるまでの人物になった。そんな折、薄幸な女性ファンテーヌと出会い、愛娘コゼットの未来を託された彼は、ジャベール警部の追跡をかわしてパリに逃亡。コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として育てあげる。しかし、パリの下町では革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。誰もが激動の波に呑まれていく…。

【詳細】
映画『レ・ミゼラブル デジタルリマスター／リミックス』
公開日：2024年12月27日(金)
監督：トム・フーパー
作：アラン・ブーブリル、クロード＝ミッシェル・シェーンベルク
出演：ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、サマンサ・バークス、ヘレナ・ボナム＝カーター、サシャ・バロン・コーエン