「生誕110年 映画俳優 志村喬」展が東京国立近代美術館フィルムセンターで開催。期間は、2015年8月18日(火)から12月23日(水)まで。
映画『七人の侍』や『生きる』など、黒澤明監督作品に数多く出演した名俳優、志村喬。三船敏郎と共に、黒澤作品の看板となり、世界の映画ファンにその名演を印象づけていた。他の追随を許さない志村の演技の幅は、400本以上という出演作品の多さからも伝わる。
今回は、2010年にフィルムセンターへの寄贈が完了した志村の旧蔵コレクションを本格的に公開する初の機会。出演した15作品のフィルム上映も併せて、そのキャリアを辿る。
当時志村が使用していた台本や、衣装など、貴重な資料が多数展示される。日本映画が誇る名俳優を、再発見する機会となるだろう。
【詳細】
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 7F展示室(企画展)
住所:東京都中央区京橋3-7-6
会期:2015年8月18日(火)〜12月23日(水・祝)
開館時間:11:00〜18:30(入室は18:00まで)
休室日:月曜日および以下の日は休室
9月8日(火)~11日(金) 9月25日(金) 9月29日(火)~10月1日(木)
10月13日(火)~15日(木) 10月20日(火)~22日(木)
11月10日(火)~12日(木) 11月17日(火)~20日(金)
観覧料:一般210円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。
【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
■関連上映
第1期 9月26日(土)・27日(日)
第2期 10月2日(金)〜4日(日)
第3期 10月16日(金)・18日(日)
第4期 11月13日(金)〜15日(日)
※作品によって開映時間が異なる
料金:
一般 520 円/高校生・大学生・シニア 310 円/小・中学生 100円 障害者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料。
※観覧券は当日・当該回のみ有効。 ※発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切り。
‐上映作品
『赤西蠣太』(1936年) 2015年9月26日(土) 13:00
『鴛鴦歌合戦』(1939年)[英語字幕付]9/26(土) 16:00、11/13(金) 19:00
『右門捕物帖 拾萬両秘聞』(1939年) 9/27(日) 13:00
『酔いどれ天使』(1948年) 9/27(土) 16:00、11/14(土) 13:00
『野良犬』(1949年)[英語字幕付] 10/2(金) 15:00
『醜聞(スキャンダル)』(1950年) 10/2(金) 19:00
『生きる』(1952年) 10/3(土) 12:00、11/15(日) 12:30
『七人の侍』(1954年) 10/4(日) 12:00
『ゴジラ』(1954年) 10/3(土) 16:30
『男ありて』(1955年) 10/4(日) 16:30、11/14(土) 16:00
『どたんば』(1957年) 10/16(金) 15:00
『総会屋錦城 勝負師とその娘』(1959年) 10/16(金) 19:00
『砂糖菓子が壊れるとき』(1967年) 10/18(日) 13:00
『男はつらいよ 寅次郎恋歌』(1971年)10/18(日) 16:00
『お吟さま』(1978年) 11/13(金) 15:00、11/15(日) 16:00