「東京国際写真祭2015」が2015年10月9日(金)から10月18日(日)まで開催される。場所は東京・大田区のART FACTORY城南島。
一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHYが主催するこのイベントでは、国内外の写真家たちによる写真を展示。そのほか、海外ゲストによるトークショーやワークショップ、サテライト会場での開催も合わせて約30本のイベントを行う。
東京国際写真祭の第1回目となる企画展のテーマは「What makes us “us” - 私たちの世界の領域 -」。会場では、14名の国際的に活躍する写真家達の作品を「都市と自然」、「民族」、「境界」、「コミュニティーとカルチャー」という4つの観点で紹介している。来場者がそれらの領域間を写真を通じて旅することで、この世界の領域について考え、新しい見方を発見することが狙いだ。
海外ゲストは、英国ヴィクトリア&アルバート博物館の写真部門シニアキュレーターであるマーティン・バーンズ。彼が話し手となるシンポジウムでは、東京国際写真祭キュレーターである小高美穂が聞き手を務め、「美術館が考えるこれからの写真の行方」について語る。また、水中写真の第一人者でありデンマークを代表する写真家・映像作家、ヘンリック・ソレンソンのトークショーなど様々なイベントが催される予定だ。
英国ヴィクトリア&アルバート博物館の写真部門シニアキュレーターである マーティン・バーンズ
【開催概要】
「東京国際写真祭2015」
会期:2015年10月9日(金)~10月18日(日) 無休
時間:平日 9:30~21:30、土日・祝 9:00~19:00
入場料:無料
住所:東京都大田区城南島2-4-10
アクセス:東京モノレール流通センター駅より京急バス
「森32系統(城南島循環)」、「城南島二丁目」下車徒歩3分
■出展作家
・都市と自然
ホンマタカシ、田附勝、アレハンドロ・チャスキエルベルグ、ルーカス・フォグリア
・民族
石川直樹、ナムサ・レウバ、ローラ・エルタンタウィ
・境界
下道基行、ノエミー・ゴーダル、リウ・ボーリン
・コミュニティーとカルチャー
細倉真弓氏、山谷佑介、マイク・ブロディ
・特別展示
西野壮平
■シンポジウム概要
「美術館が考えるこれからの写真の行方」
話し手:マーティン・バーンズ、聞き手:小高美穂
開催日時:10月10日(土) 14:00~15:00
開催場所:ART FACTORY城南島
■トークショー概要
「国連による『Project Everyone』参加作家」
ヘンリック・ソレンセン
開催日時:10月11日(日) 15:30~16:30
開催場所:ART FACTORY城南島