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過去最大チェコ映画特集が東京国立近代美術館フィルムセンターで、日本初『エロティコン』ピアノ伴奏と上映

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東京国立近代美術館フィルムセンターは「日本におけるチェコ文化年2017 チェコ映画の全貌」を開催する。会期は2017年11月28日(火)から12月24日(日)まで。本企画は12月に京都国立近代美術館、2月に福岡市総合図書館 映像ホール・シネラを巡回する。

日本とチェコ共和国の国交回復60周年を記念し、様々な文化イベントが企画されている本年。日本で過去最大規模のチェコ映画特集が東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。

『アデラ/ニック・カーター、プラハの対決』
『アデラ/ニック・カーター、プラハの対決』
Photo courtesy National Film Archive

無声映画期から1970年代までの、映画史に名を残す優れた作品がセレクトされた。すべて日本語字幕付きで、また無声映画作品は2回ある上映のうち1回をピアノ伴奏と共に楽しむことができる。26本中18本が日本で初めて上映される今回の企画。初上映作品のなかでも注目の作品をピックアップして紹介する。

ピアノ伴奏と共に世界観を味わう無声映画『エロティコン』

『エロティコン』
『エロティコン』
Photo courtesy National Film Archive

映画史上初とされるヌードシーンが登場する『春の調べ』(1933)で世界的に知られる名匠グスタフ・マハティー監督。彼が同作に先立ち発表した、性と欲望についての探究『エロティコン』が日本初上映となる。アンドレアは絶望を乗り越えて幸せな結婚生活を送るが、過去に自分を棄てた男と再会してしまう…。同時代の多種多様な映画スタイルを駆使して人物の心理を掘り下げた傑作。12月2日(土)16:30からの上映回では、ピアノ伴奏と共に映画の世界観を味わうことができる。

カンヌ映画祭受賞作品『すべての善良なる同胞』

『すべての善良なる同胞』
『すべての善良なる同胞』
Photo courtesy National Film Archive

1950年代、60年代にチェコ映画界を牽引したヴォイチェフ・ヤスニー監督の、カンヌ映画祭監督賞受賞作品『すべての善良なる同胞』。政治的な抑圧に対抗し自由を描いたことで国際的評価を得た「チェコ・ヌーヴェルヴァーグ」を代表する名作だ。

戦後のチェコスロヴァキア映画を代表する名優ヴラスチミル・ブロツキーが主演を飾る。チェコの東部モラヴィア地方の農村に暮らす人々の13年以上にわたる運命のドラマが、ユーモアや皮肉を交えつつ、詩情豊かに描かれる。

トリック撮影を多用したスクールコメディ『ほうきに乗った女の子』

『ほうきに乗った女の子』
『ほうきに乗った女の子』
Photo courtesy National Film Archive

全篇にトリック撮影を多用した1970年代のファンタジー喜劇『ほうきに乗った女の子』。魔法学校に通う女の子サクサナに、300年の居残りが命じられる。その放課後、人間界に44時間居られる魔法を使って逃亡した彼女は、青年ホンザらと触れ合いながら、善悪や現実など多くのことを学んでいく。サクサナが引き起こす珍騒動を主軸にストーリーが展開する、快活なスクールコメディだ。

その他にも労働者階級の苦しみと希望を描きヴェネツィア国際映画祭でグランプリを受賞した『サイレン』や、『ウェスト・サイド物語』(1961)に影響を受けて作られた大ヒットミュージカル『ホップ・サイド・ストーリー』など26作品を上映。20世紀に激動の歴史を歩んできたチェコ。その渦中に生きた映画人たちの、自由奔放な想像力や鋭い社会風刺に満ちた名作の数々に出会うことができる。

【詳細】
会期:2017年11月28日(火)~12月24日(日) ※月曜休館
場所:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール(2階)
住所:東京都中央区京橋 3-7-6
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル 8:00~22:00)
定員:310名(各回入替制)
※ピアノ伴奏付きのプログラムは299席、各回の開映後の入場不可
料金:一般520円、高校・大学生・シニア310円、小・中学生100円、障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズは無料
※ピアノ伴奏付き上映の回 一般1,050円、高校・大学生・シニア840円、小・中学生600円、障害者(付添者は原則1名まで)は無料、キャンパスメンバーズ料金あり(教職員500円、学生400円)

巡回上映情報
・京都国立近代美術館
会期:2017年12月1日(金)、2日(土)
・福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ
会期:2018年2月1日(木)~2月25日(日)※月曜、火曜休館

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