2018年4月に公開された「名探偵コナン」劇場版22作目となる『名探偵コナン ゼロの執行人』が、4Dアトラクションおよび4DXで再上映。2018年10月19日(金)から11月8日(木)の期間限定で公開される。なお、4DX上映は、2018年2月に公開された『純黒の悪夢(ナイトメア)』に続き2度目の上映だ。
2017年4月に公開した21作目『名探偵コナン から紅の恋歌』が、シリーズ最高興収68.8億円という2017年邦画No.1を記録し、5作品連続で興行収入最高記録を更新。更に、原作コミックス発行部数も全世界累計2億冊を突破するなど、「名探偵コナン」は年々進化を続け、今や世界中で愛されている作品として不動の地位を築き上げている。
『名探偵コナン ゼロの執行人』では、20作目『純黒の悪夢』に続き、安室透がメインキャラクターとして登場する。安室透は、ある時は毛利小五郎に弟子入りした私立探偵「安室透」として、またある時は黒ずくめの組織のメンバー「バーボン」として、コナンの前にたびたび顔を見せる謎の男だ。その正体は、公安警察・降谷零。トリプルフェイスを使いこなす超重要人物である。
物語の中で、東京サミットの会場を狙った大規模爆破事件を発端に、探偵であるコナンと公安警察が真っ向衝突する。不穏な動きを見せる安室にコナン達が翻弄される中、爆破事件の容疑者として毛利小五郎が逮捕されるという衝撃の展開となる。小五郎の無実を証明するため、身を挺して真実を追求するコナンの前に立ちはだかる、正義の味方のはずの安室。果たして安室は敵なのか、味方なのか。そして安室の真の目的とは。ぶつかりあう2人がどのような結末を迎えるのか期待したい。
メインビジュアルには、いつもに増して鋭い表情のコナンに対して、不敵にほほ笑む安室の二人が大きく描かれている。さらに、今回容疑者となってしまう小五郎、寄り添う英理、不安げな表情を浮かべる蘭と毛利家がそろい踏み。また、不穏な空気を漂わせる人工衛星が意味深に描かれるなど、劇場版『名探偵コナン』史上、最も壮大な物語を予感させるビジュアルとなっている。
さらに今作のキーパーソンとなるキャラクター2人を演じるゲスト声優が決定。容疑者となってしまった毛利小五郎を担当する女弁護士・橘境子役を上戸彩、かつて境子が所属していた弁護士事務所で裁判官を目指していた司法修習生・羽場二三一役を博多華丸・大吉が演じる。
上戸彩は以前、アニメ放送10周年を応援するスペシャルサポーターとして本人役でアニメに登場した経験もあり、12年ぶりにコナンの世界に帰ってきた。一方、コナン声優初挑戦となる博多華丸・大吉は、死人の司法修習生という難しい役どころを演じる。
主題歌を担当するのは福山雅治。新曲「零 -ZERO-」は、福山自身が脚本を読み込み、今作の世界観を追求して楽曲を書き下ろしたという。予告編ではその一部が流れている。なお、福山は、「真実を追求するものと己の正義を貫く者、それぞれの信念が激突する今作を主題歌で表現できればと思っています」と語っている。
東京サミット開催の地となる東京湾の新施設「エッジ・オブ・オーシャン」。サミットが開催される5月1日には、2万2千人もの警察官が出動するという超巨大施設で、ある日突如大規模爆破事件が発生!そこには、全国の公安警察を操る警察庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属する安室透の影があった。サミット当日ではなく事前に起きた爆破事件と、秘密裏に動く安室の不可解な行動に違和感を禁じ得ないコナン。その時、現場の証拠物に残された指紋が、かつて警視庁に在籍していた毛利小五郎の指紋と一致してしまう!これは何かの陰謀なのか。小五郎の逮捕を巡って敵対し始めるコナンと安室。果たして謎の存在・安室透は、敵なのか、味方なのか?「極秘任務」のカウントダウンは、既に“その時”へと動き始めていた。
【作品詳細】
劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』
公開日:2018年4月13日(金)
原作:青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:立川譲 脚本:櫻井武晴 音楽:大野克夫
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹 ほか
製作:小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント
配給:東宝
© 2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
■『ゼロの執行人』4D&4DX上映
上映期間:2018年10月19日(金)~11月8日(木)
劇場リストは公式サイトを参照(http://www.conan-movie.jp)。
・4DX上映劇場:ユナイテッド・シネマ(18会場)、シネマサンシャイン(6会場)、USシネマ(5会場)、フォーラム那須塩原、109シネマズ(8会場)、コロナシネマワールド(8会場)、イオンシネマ(7会場)、アースシネマズ姫路