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すみだ北斎美術館「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」北斎が描く江戸美人とは

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東京・墨田区のすみだ北斎美術館にて、「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」が開催される。期間は2018年2月14日(水)から4月8日(日)まで。なお、期間中は、2月14日(水)から3月11日(日)までの前期と、3月13日(火)から4月8日(日)までの後期に分かれて開催される。

すみだ北斎美術館「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」北斎が描く江戸美人とは|写真1
葛飾北斎 「枕草子を読む娘」すみだ北斎美術館蔵

葛飾北斎は、代表作品「冨嶽三十六景」などの風景画を描いた人物として知られているが、その70年に及ぶ多彩な製作活動の中で、特徴的な江戸美人画のスタイルを確立した人物でもある。「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」では、そんな北斎やその弟子たち一門が手掛けた130点ほどの作品を一堂に展示。本展は、全3章に分かれ、各章異なるテーマで、北斎が描く美人画の魅力を発信する。

第1章「北斎美人七変化―美人様式のうつりかわり」では、北斎が描いた美人画の作品を一挙に公開。初期の宗理時代に描かれた柔らかな雰囲気の美人画から、画風を確立した晩年の作品まで、時代と共に移り変わる美人画の特徴を鑑賞することができる。

第2章「華麗なるファッション・ヘアスタイルの世界」は、当時の流行の化粧や代表的なヘアスタイルなどを北斎の作品などを通じて紹介する。「枕草子を読む娘」では、作品中に当時のトレンドメイク"笹色紅"を唇に纏った女性が描かれ、光の加減によって玉虫色に見えるこまやかな口元の描写までが再現されている。

そして、第3章「北斎スクールの美人たち」では、北斎の元で学んだ門人たちの美人画が展示される。200人を超えたと云われる門人たちは、北斎の画風を強制されることなく育成された為、それぞれの個性が光る画風の美人画を残すことができた。葛飾北斎の娘で門人のひとり、葛飾応為の「女重宝記」では、華やかな着物をまとった複数の江戸美人が大胆な色彩で描かれている。

他にも、期間中は、北斎に関する講演会や、伝統工芸品の作成体験などバリエーションに富んだ企画が開催される。

【詳細】
すみだ北斎美術館「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」
会期:2018年2月14日(水)~4月8日(日)
※前期 2月14日(水)~3月11日(日)、後期 3月13日(火)~4月8日(日)
場所:すみだ北斎美術館
住所:東京都墨田区亀沢2丁目7−2
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般 1000円(800円)、高校生・大学生 700円(560円)、65歳以上 700円(560円)、障がい者 300円(240円)
※( )は20名以上の団体料金。期間中、着物で来館した人は当日の観覧料は団体割引を適用。
※小学生以下は無料。※学生は要生徒手帳または学生証。※65歳以上は年齢証明が出来るものの提示が必要。※障がい者手帳保持者の付添1名まで障がい者料金適用可能。※本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)も閲覧可。

【問い合わせ先】
すみだ北斎美術館
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

Photos(3枚)

すみだ北斎美術館「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」北斎が描く江戸美人とは|写真1 すみだ北斎美術館「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」北斎が描く江戸美人とは|写真2 すみだ北斎美術館「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」北斎が描く江戸美人とは|写真3

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