映画『アントマン&ワスプ』は、『アントマン』の続編となるマーベル作品。
アントマンは、スパイダーマンやアイアンマンなど、数々の魅力あふれるキャラクターを生み出してきたマーベル・スタジオから誕生した、身長1.5cmの“世界最小”ヒーロー。何もかもうまく行かない主人公スコットが、ひょんなことからアントマンスーツを手にし、娘のためにヒーローとして奮闘する。
スーツの力によって身長わずか1.5cmに変身するアントマン。身体を縮小させることで超人的なパワーを発揮する事ができ、「ドア下の隙間から脱出」「羽蟻に乗って空中移動」など、身長1.5cmだからこそ出来る小技の効いたユニークなアクションシーンは、見どころの一つだ。
前作に引き続きアントマン役を務めるのは、ポール・ラッド。コミカルだけどクールという新たヒーロー像で作品のヒットに貢献したラッドは、続編となる本作でより成熟したヒーロー姿を見せてくれそうだ。
本作で大きな鍵を握るのが、ホープ・ヴァン・ダイン役のエヴァンジェリン・リリーが扮する、“ワスプ=スズメバチ”の名を持つスーパーヒロイン。アントマンと同様に小型化する能力を持った彼女が、彼と共闘する形でストーリーに大きく関わってくる。また、彼女の母にして初代ワスプでもあるジャネット・ヴァン・ダイン役として、ミシェル・ファイファーが出演する。
アントマン&ワスプ、まったく正反対の二人の前に、全てをすり抜ける神出鬼没の謎の美女「ゴースト」が出現。アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる。
敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう?!ありとあらゆるものをすり抜けられる能力を持つ強敵から、アントマンたちは世界のサイズを操る“秘密”を守りきれるのか?いま、人もモノもすべてが大小変幻自在の「アリ」えないバトルが勃発する!
また、日本の国民的人気キャラクターであるハローキティこと“キティちゃん”のアイテムが巨大化し敵に襲い掛かるシーンも。小さくなるだけではなく、自身やモノをも巨大化させるワザも身に着けたアントマン&ワスプの、ユーモアあふれるバディアクションも見て取れる。
なお、監督は前作に引き続きペイトン・リードが担当。脚本の執筆・企画段階から携わっていた、映画『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督の電撃降板に代わって抜擢されたリードだったが、完成した作品を大ヒットに導いた。
『アントマン&ワスプ』
公開日:2018年8月31日(金)
監督:ペイトン・リード
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー/マイケル・ダグラス/マイケル・ペーニャ/ハンナ・ジョン・カメン/ローレンス・フィッシュバーン
原題:Ant-Man and the Wasp
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
MovieNEX発売中/デジタル配信中
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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