ギャラリースペース、ブックコーナー、ラウンジバーの3つの要素を併せ持ったアートラウンジ「SUDNAY ISSUE」が新たなマネジメント事業、「TRIBUNE」を立ち上げた。それを記念して注目若手作家、三宅瑠人と森本将平の展覧会「TRIBUNE Art Exhibition No.01 RYUTO MIYAKE×MORIMOTO SYOUHEI」を開催。会期は2012年6月25日(月)~6月30日(土)。
TRIBUNEでは所属作家のマネジメントやプロモーション、作家とクライアントのコーディネイトなどを中心に、様々なジャンルでのクリエイティブプロデュースを行う。またSUNDAY ISSUEの運営を通じ、場所と作家のマネージメントを連動させた新しい在り方を模索していく予定だ。
新事業の門出として開かれる展覧会では、三宅瑠人と森本将平の2人の若手アーティストを起用。愛らしさを残しつつも動植物を精密にスケッチする三宅と、そぎ落とされたシンプルな作風に魅せられる森本の作品。個性の違うアーティストが織りなす対比がまた面白い。展示ではTRIBUNEオリジナルプロダクトの第一弾として、所属作家の作品をスカーフにしたプロトタイプも展示。受注販売も予定されている。
この機会に独自のスタイルを築く新進アーティストたちの世界観に浸ってみては。
【展覧会情報】
「TRIBUNE Art Exhibition No.01 RYUTO MIYAKE×MORIMOTO SYOUHEI」
会期:2012年6月25日(月)~6月30日(土)
会場:SUNDAY ISSUE
住所:東京都渋谷区渋谷1-7-1美竹野村ビル2F
Tel:03-3797-1288
【アーティストプロフィール】
三宅瑠人(Ryuto MIyake)
1988年、東京生まれ。卓越した描写力と観察眼で動植物やプロダクトを繊細に描き出し、数々の雑誌、書籍、水族館へのイラスト提供や、 CDジャケット、ショップカードなどのグラフィックデザインを手がける。やわらかな空気に包まれた自然物の緻密な描画とシャープな感性が融合した独自の世界観は、そのデザイン性の高さと共に各方面から高い支持を集めている。 2012年5月、ユトレヒトにて国内外のアーティストの作品を集めた「ことり展」を開催。
森本将平(Shouhei Morimoto)
1986年生まれ、東京在住。セツ・モードセミナー卒業、桑沢デザイン研究所卒業。「miaa」名義で活動し、小冊子 『Motherland』の発などを行う。フランス人画家ロベール・クートラスに強い影響を受けた独自の画風は、淡い色彩とソフトなタッチで人物の表情や 仕草の「あわい」を描き出す。2012年、「信じられるデザイン」展(DESIGN HUB)メインビジュアルにアートワークを提供。