アップル(apple)が、日本時間の2018年9月13日(木)に開催した新製品発表会で新型iPhone「iPhone Xs / Xs Max(アイフォーン・テン エス / テン エスマックス)」を発表した。2018年9月14日(金)より予約が開始され、9月21日(金)より店頭で販売される。
2017年に発表されたフラッグシップ機「iPhone X」の後継機となる5.8インチの「iPhone Xs」および6.5インチの「iPhone Xs Max」。有機ELのスーパーレティナディスプレイを搭載し、3Dタッチの精度向上、60%優れたダイナミックレンジによる優れたカラー表現、防水仕様などが主な特徴だ。
ストレージは64GB、256GB、512GBの3種類で、価格は「iPhone Xs」が112,800円、「iPhone Xs Max」が124,800円から。
廉価モデル的な位置付けの「iPhone XR」も同時に発表された。
色は、「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」ともに、ゴールド、シルバー、スペースグレーの3色で展開される。前面と背面はスマートフォン史上、最も強靭なガラスのデザインで、傷への耐性を持つ。背面では、高速のワイヤレス充電をすることができる。
よりワイドなステレオサウンドを実現し、臨場感のある音を作り出す。防水機能も高い水準を実現しており、最大で水深2メートル30分間と、新しいレベルに到達。コーヒー、紅茶、ジュースをこぼしても安心できる程の耐水性を持つ。
スマートフォンの中で最高クラスの安全性を持つ顔認証システムであるFace IDがより高速に。精密な深度センシングテクノロジーを採用し、ユーザは一目見るだけでiPhoneのロック解除、Apple Payでの支払、安全なアプリケーションへのアクセスなどの機能を利用することができる。
スマートフォンの中で最もパワフルなA12 バイオニックチップ搭載。電力効率の高さと業界最高クラスのパフォーマンスを同時に実現し、ゲーム、写真、ビデオ編集、グラフィックスを駆使したアプリケーションなどの動作を高速化する。
12メガピクセルのデュアルカメラには、光学2倍ズームのデュアル光学式手ぶれ補正と2倍高速な新しいセンサーが備わっている。ホワイトバランス、オートフォーカス、オートホワイトバランス、顔認証、ノイズリダクションなどを高度なレベルで同時に処理する。
スマートHDRはより写真を精細にし、イメージの再現性を向上。一度のシャッターで撮影した複数の写真から、シャドウ、ハイライトなど最適なバランスで合成した1枚を生成する。また、十分な明るさがない場所でもよりクリアな写真を撮ることができる。
フォーカス部分を検出して、深度コントロールを用いることで撮影後にボケ加減を調整可能に。背景のぼかしの精度をより高め、美しいポートレートを撮影することができる。深度コントロール付きのポートレートモードはTrueDepthカメラでのセルフィーでも利用でき、MemojiやサードパーティのARKitアプリケーションの顔認識機能にも対応する。