「フィリップス・コレクション展」が、東京・三菱一号館美術館で2018年10月17日(水)から2019年2月11日(月・祝)まで開催される。
「フィリップス・コレクション展」は、アメリカの蒐集家、ダンカン・フィリップスが生涯を費やして集めた美術作品を所蔵する美術館「フィリップス・コレクション」から、近代美術作品75点を紹介する展覧会だ。
見所は、フィンセント・ファン・ゴッホの《道路工夫》やウジェーヌ・ドラクロワの《海からあがる馬》など、人気の画家による傑作。ドラクロワやアングル、コロー等19世紀の巨匠をはじめ、クールベ、マネ、印象派のドガ、モネ、印象派以後のセザンヌ、ゴーガン、クレー、ピカソ、ブラックなど選りすぐりの秀作が集結する。
「フィリップス・コレクション」は、アメリカで最も優れた私立美術館の一つとして知られており、現在は4,000点以上の作品を所蔵。コレクションは、今もなお拡大を続けている。
フィリップスの鋭い審美眼により、質の高い作品ばかりが集められた美術館内は、くつろぎながら作品鑑賞ができるよう親しみやすい空間に設計。美術愛好家にとって憩いの場となるような展示空間と赤レンガの外観は、三菱一号館美術館と共通する特徴でもあり、本展では臨場感のある鑑賞を楽しめる。
三菱一号館美術館内にあるミュージアムカフェ・バー「Café 1894」では、「フィリップス・コレクション展」会期中限定で、展覧会と連動したメニューを提供。ポール・ゴーガンの《ハム》から着想を得た「玉ねぎとカリフラワーのポタージュ 生ハムと白ワイン風味のフェッテ添え」などを含むランチセットや、ダンカン・フィリップスの好物にちなんだ、チョコレートスフレが登場する。
ミュージアムショップ「Store 1894」では、歴代最多の64種類のポストカードを販売。個性豊かな絵柄のポストカードが勢揃いする。その他、2019年版カレンダーやミニチュアキャンバス、オリジナルノートなどを展開する。
フィリップス・コレクション展
会期:2018年10月17日(水)~2019年2月11日(月・祝)
場所:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館30分前まで(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は21:00まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合、会期最終週とトークフリーデーの10月29日、11月26日、1月28日は開館)、2018年12月31日(月)、2019年1月1日(火)
観覧料:一般1,700円(1,500円)/高校・大学生1,000円/小・中学生500円
※()内は前売料金、一般のみ。前売券は10月16日(火)までローソン、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス、チケットポート関東各店、三菱一号館美術館チケット購入サイトWEBKET(QRコード読み取り)にて販売。
※障がい者手帳持参者と付添1名まで半額。
※アフター5女子割は第2水曜日の17:00以降。当日券一般(女性のみ)1,000円。他の割引との併用不可、利用時に「女子割」での当日券購入の旨申し出が必要。
■限定メニュー
・タイアップランチ「The Modern」(前菜+メイン+パン+コーヒー or 紅茶) 2,160円(税込) ※提供時間 11:00~14:00
・タイアップデザート「Duncan's Favorite」スフレ・オ・ショコラとホワイトショコラムース ~ソースシトロンを添えて~ 972円(税込) ※提供時間 14:00~17:00
提供期間:2018年10月17日(水)~2019年2月11日(月・祝) ※展覧会会期中限定
場所:Café 1894(三菱一号館美術館1F)
【問い合わせ】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)