絵本作家・安野光雅の作品を一堂に集めた企画展「安野光雅展 絵本とデザインの仕事」が、神奈川・平塚市美術館にて開催。期間は、2019年7月6日(土)から8月25日(日)まで。
安野光雅は、デビュー作『ふしぎなえ』をはじめ、数々の代表作を世に送り込んだ絵本作家。俯瞰的な構図を用いながら細部まで緻密に描くことを得意とし、人々の暮らしの一コマを書き留めているかのような温かみのある画風が特徴となっている。
また国際アンデルセン賞など国内外の数々の賞を受賞してきた安野は、美術のみならず数学や文学にも造詣が深い人物としても知られている。絵本以外にも、文芸書や数学書などの挿絵や表紙を担当。また自らエッセイや画文集を出版するなど、多岐に渡って幅広い活躍を続けている。
「安野光雅展 絵本とデザインの仕事」では、そんな“安野ワールド”の全貌を紹介するため、普段は安野の生まれ故郷・島根の津和野町立安野光雅美術館で公開されている所蔵作品の一部を展示。『ふしぎなえ』『ふしぎな さーかす』といったデビュー直後の作品から、『水飲み鳥(空想工房の絵本)』など直近の作品までが出展される。
また絵本の原画はもちろんのこと、絵本そのものや、挿絵や装丁した本、ポスターなども集結。ファンの人は是非この機会に会場に足を運んでみてはいかがだろう。
【詳細】
「安野光雅展 絵本とデザインの仕事」
会期:2019年7月6日(土)~8月25日(日)
場所:平塚市美術館
住所:神奈川県平塚市西八幡1-3-3
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
※8月3日(土)~8月18日(日)は9:30~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日※ただし7月15日(月・祝)、8月12日(月・振休)は開館、翌火曜日休館
観覧料金:一般800(640)円/高大生500(400)円
※( )内は20名以上の団体料金※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳の持参者と付添1名は無料
※65歳以上の平塚市民は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるもの要提示)
TEL:0463-35-2111