映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』が2019年11月15日(金)に全国公開ロードショー。
標高8848M、氷点下50℃という過酷な環境。世界一高く、そして多くの登頂者を危険に陥れる山エベレストを舞台に、圧倒的スケールで贈るスペクタクル・エンターテイメント 『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。
物語は、ヒマラヤ周辺国家の地域平和のため、「ヒマラヤ公約」を締結する会議開催の前、機密文書の乗った一基の飛行機がエベレスト南部に墜落したところから始まる。
実はその文書にはヒマラヤ地区の平和的局面を脅かす可能性のある内容が含まれていた。インド軍側が派遣した特別捜査官だと自ら名乗る二人の男、ヴィクターとマーカスは、ヒマラヤ救助隊“Wings”を探し出し、エベレストに登って機密文書を取り戻す手伝いを依頼。深刻な財政難に陥っていたWingsは、迷った結果ガイドを引き受ける。しかし、過酷な雪山の頂・デスゾーンでは思いも乗らない試練が待ち構えていた。
様々な想いや世界規模の陰謀がからまり、物語は思わぬところに向かう。
日本と中国の合作映画として制作される『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。もともと『M:I‐2』『レッドクリフ』などを手掛けた名プロデューサーのテレンス・チャンが役所広司のファンだったことからエベレストを舞台にした映画の制作がスタート。
役所広司が演じるのは物語の主人公で、ヒマラヤ救助隊「Wings」の隊長・姜。エベレスト南部に墜落した飛行機から機密文書を取り戻すため、エベレストガイドの任務を引き受ける。
シャオタイズー役 - チャン・ジンチュー
エベレストで遭難した恋人の遺体を探し出すためにWingsに入隊したシャオタイズー。無謀ともいえる行動を繰り返す。演じるチャン・ジンチューは中国の女優で『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に出演していた。
ハン役 - リン・ボーホン
ヘリパイロットでともにエベレストへの登頂に挑む。演じるリン・ボーホンは、台湾の俳優で「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」にも出演していた。
日本語吹替版キャストには、『ルパン3世』の三代目・峰不二子役や『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎役など幅広いキャラクターを演じ分ける実力派声優の沢城みゆき、俳優・アーティストとしても活躍する宮野真守らが担当する。
日中合作で制作された映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』。日本語吹替版では、ロックバンド・GLAYが主題歌を担当することが決定。新色「氷の翼」を本作のために書き下ろした。
作詞作曲を担当したTAKUROは、「様々な過去を背負う登場人物達の人生を、エベレストと言う究極の世界を舞台に描くこの作品を下地に「氷の翼」を書き上げました。過酷な運命から目をそらさず受け入れないといけないし、それでも人は自然の一部として生きていかなければならない、と言う事を意識して制作しております。」とコメント。
世界最高峰エベレストを舞台に繰り広げられる激しいアクションと熱い人間ドラマをGLAYのロックバラードが、華麗に彩りを添える。
『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』
原題:Wings Over Everest
公開日:2019年11月15日(金)
監督・脚本:ユー・フェイ
プロデューサー:テレンス・チャン
出演:役所広司、チャン・ジンチュー、リン・ボーホン、ビクター・ウェブスター、ノア・ダンビー、グラハム・シールズ、ババック・ハーキー、プブツニン
撮影監督:リ・ヨウキ
美術監督:パク・イルヒョン チー・セバク
音楽:川井憲次
編集:デビッド・リチャードソン ジョーダン・ディーセルバーグ ゾア・ジュイン
配給:アスミック・エース