展覧会「ジブリの“大じゃない”博覧会」が、愛知県美術館ギャラリーにて2020年7月22日(水)から9月3日(木)まで開催される。なお、入場券はすべて日時指定入場制となり、入場券は8月10日(月・祝)までの入場分を7月4日(土) 10:00から、8月12日(水)以降の入場分を7月18日(土) 10:00から、いずれもローソンチケットで発売する。
日本各所で開催されている「ジブリの大博覧会」とは対照的に、愛知県のみの開催となる「ジブリの“大じゃない”博覧会」は、スタジオジブリの“過去から未来”を体感する展覧会。当初2020年4月より開催予定だった「ジブリの大博覧会」が延期となったさ中で、急遽立ち上がった新企画だ。
未来のコーナーでは、現在決定している2つのニュースからピックアップする。ひとつは、2020年冬にNHK 総合テレビで放送を控える長編アニメーション「アーヤと魔女」。宮崎駿が企画、宮崎吾朗が監督を務める「アーヤと魔女」は、カンヌ国際映画祭の「オフィシャルセレクション2020」に選出された作品でもあり、既に世界的な注目を集めている。本展では、主役の「アーヤ」をはじめ、登場キャラクター人形を披露する。
そしてもうひとつ“未来”のビッグニュースといえば、宮崎吾朗が総合プロデューサーを務め、愛・地球博記念公園内に開業する「ジブリパーク」だ。本展では、「ジブリパーク」の建築模型やスケッチなどを紹介する。
「ジプリパーク」は、国内外で多くの人に親しまれてきたスタジオジブリ作品の世界観を表現する新たなテーマパーク。愛・地球博記念公園の未利用地や既存施設を再整備し、「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」「どんどこ森エリア」の5つのエリアを設ける。
過去の部分でいうと、これまでの作品の世界に浸れる振り返りコーナーが目玉だ。夏の思い出づくりの記念写真コーナーでは、「三鷹の森ジブリ美術館」から「ネコバス」を展示。さらに『天空の城ラピュタ』『紅の豚』『ハウルの動く城』『かぐや姫の物語』などの名場面を背景に、思い思いに撮影することができる。
また、『千と千尋の神隠し』コーナーでは、巨大な「湯婆婆」と「銭婆」のおみくじが登場。宮崎駿監督が選んだ児童文学作品の直筆推薦文コーナーでは、ジブリ作品の根底に流れる児童文学へのまなざしを感じ、名作創造の一端に触れられる。
「ジブリの 大じゃない” 博覧会」
会期:2020年7月22日(水)~9月3日(木)
開催時間:10:00~18:00
※金曜は20:00まで(入場は閉場30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
会場:愛知県美術館ギャラリー A・B・H・I (愛知芸術文化センター8階)
住所:名古屋市東区東桜1-13-2
■入場券について
入場時間は30分ごとに区切り、各時間枠の販売枚数に上限を設ける。
入場時間区分:
10:00~10:30、10:30~11:00、11:00~11:30、11:30~12:00、12:00~12:30
12:30~13:00、13:00~13:30、13:30~14:00、14:00~14:30、14:30~15:00
15:00~15:30、15:30~16:00、16:00~16:30、16:30~17:00、17:00~17:30
金曜日の夜間のみ以下も有。
17:30~18:30、18:30~19:30
※上記の時間は「入場時間」であり、入替制ではない。
※当該入場時間枠のチケットをもっている場合も出、会場の混雑状況により、入場までに待ち時間が生じる場合あり。
※指定日時以外の入場や購入後の日時変更は不可。
観覧料:
平日 一般 1,400円、高大生 1,000円、小中生 700円
土日祝 一般 1,500円、高大生 1,100円、小中生 800円
※未就学児無料。日時指定入場券を持っている付添者と同じ入場時間枠で一緒に入場。
※各入場時間枠の予定数に達し次第、販売を終了。
※「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれか提示、また、その手帳に「1級」または「1種」と記載のある人への付添者は1名まで観覧料が各券種の半額となる。 事前にローソンチケットで障害者等割引券を購入の上、来場時に手帳を持参。
※団体割引なし。
販売場所:ローソンチケット
※その他のコンビニ・プレイガイドおよび愛知県美術館ギャラリーでの販売はなし。
チケット発売期間:
8月10日(月・祝)までの入場券 7月4日(土) 10:00~
8月12日(水)以降の入場券 7月18日(土) 10:00~
※8月11日(火)は休館日。
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:050-5542-8600(20:00~22:00)