高島屋創業190周年記念展「キモノ★ア・ラ・モード」が、大阪の高島屋史料館にて、2021年12月20日(月)まで開催される。

高島屋の呉服催事「百選会」の歴史と作品を紹介

高島屋はかつて「百選会」という呉服催事を行なっていた。1913年に第1回を開催し、戦時中は一時中断していたものの、1994年に休止するまで、その開催回数は183回に及ぶ。

百選会では、高島屋が毎回「趣意(テーマ)」と「流行色(テーマカラー)」を設定し、これらに基づく「標準図案(デザイン)」を発表。全国の染織業者から新柄呉服を募集し、厳正な審査ののちに製品化、販売を行なっていた。斬新で奇抜な百選会の呉服は毎回人気を博し、着物の流行をも左右するといわれた。

「キモノ★ア・ラ・モード」展では、会期を全2部に分けて、百選会の歴史と作品を紹介。第I部では“流行の極致”を指す「ウルチマ・モオダ」を、一方で第II部では「ザ・キモノ・ライフ」をそれぞれテーマに、百選会の呉服と資料などを展示する。

展覧会概要

高島屋創業190周年記念展「キモノ★ア・ラ・モード」
会期：2021年9月11日(土)〜12月20日(月)
・第Ⅰ部「ウルチマ・モオダ」 9月11日(土)〜10月25日(月)
・第Ⅱ部「ザ・キモノ・ライフ」 11月6日(土)〜12月20日(月)
会場：高島屋史料館 企画展示室
住所：大阪府大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館3階
開館時間：10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日：火・水曜日、展示替期間(10月28日(木)〜11月5日(金))
入館料：無料
※会期は変更となる場合あり

【問い合わせ先】
TEL：06-6632-9102