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〈2022年〉東京・神奈川など関東おすすめ展覧会スケジュール、美術館&博物館のアート展情報

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東京・神奈川・千葉をはじめ関東で2022年に開催されるおすすめ展覧会を紹介。面白い切り口で西洋絵画や日本画を紹介する展覧会や、海外の美術館から珠玉のアート作品が来日する展覧会、映像作品の展覧会、現代美術の展覧会など、注目の展覧会を関東エリアの美術館・博物館からピックアップする。中には、人気の印象派絵画や浮世絵が登場する展覧会も。エリア別・開催日順に紹介していくので、気になる展覧会をチェックしてみて。

関東の2022年おすすめ展覧会

  1. 東京の展覧会
  2. 神奈川の展覧会
  3. 埼玉の展覧会
  4. 千葉の展覧会
  5. 茨城の展覧会
  6. 群馬の展覧会
  7. 栃木の展覧会

東京の展覧会

展覧会「ビーズ」渋谷区立松濤美術館で - 世界各地の多様なビーズが一堂に、その文化と歴史を探る

《上衣》エクアドル 国立民族学博物館蔵
《上衣》エクアドル 国立民族学博物館蔵

東京の渋谷区立松濤美術館で開催される展覧会「ビーズ ─つなぐ かざる みせる 国立民族学博物館コレクション」では、幅広い時代と地域で多様な素材によって作られたきた、人類最古の装飾品のひとつであるビーズに着目。人類の歴史と文化が凝縮された古今東西のビーズの数々から、世界の環境、文化、そして歴史の違いと多様性に光をあてる。

「ビーズ ─つなぐ かざる みせる 国立民族学博物館コレクション」
会期:2022年11月15日(火)~2023年1月15日(日)
会場:渋谷区立松濤美術館 (東京都渋谷区松濤2-14-14)

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」東京都現代美術館

〈2022年〉東京・神奈川など関東おすすめ展覧会スケジュール、美術館&博物館のアート展情報 | 写真
©DAICI ANO

東京都現代美術館では、ディオール(DIOR)の回顧展「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」を開催。クリスチャン・ディオールをはじめ、イヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリら歴代のクリエイティブ ディレクターによって考案された作品を展示するとともに、メゾンと日本との関係性にも光をあてる。

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」
会期:2022年12月21日(水)〜2023年5月28日(日)
会場:東京都現代美術館 (東京都江東区三好4-1-1(木場公園内))

神奈川の展覧会

「〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界」箱根ガラスの森美術館

内村由紀《Existシリーズ 〜記憶〜》(左)、《Existシリーズ 〜回帰 to the ocean〜》2018年 日本 プライベートコレクション
内村由紀《Existシリーズ 〜記憶〜》(左)、《Existシリーズ 〜回帰 to the ocean〜》(右) 2018年

箱根ガラスの森美術館で開催される企画展「〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界」は、ガラスという千変万化する素材の魅力をひき出した、工芸にとどまらない多彩なガラス表現に着目する展覧会。会期を前期と後期に分け、イタリア、アメリカ、そして日本で活動するガラス・アートの現代作家6人を紹介する。

「〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界」
会期:2022年4月29日(金)〜2023年4月16日(日)
・前期展示 2022年4月29日(金)〜9月25日(日)
・後期展示 2022年9月28日(水)〜2023年4月16日(日)
会場:箱根ガラスの森美術館 (神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48)

「飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」彫刻の森美術館

飯川雄大《デコレータークラブ ─0人もしくは1人以上の観客に向けて》2022年
展示風景:「感覚の領域 今、「経験する」ということ」国立国際美術館
撮影:飯川雄大
飯川雄大《デコレータークラブ ─0人もしくは1人以上の観客に向けて》2022年
展示風景:「感覚の領域 今、「経験する」ということ」国立国際美術館
撮影:飯川雄大

箱根の彫刻の森美術館では、展覧会「飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」を開催。飯川は、人間の認識の不確かさや、日常において見過ごされてしまう事象に着目したインスタレーション作品を発表してきた。本展では、美術館の屋外・屋内エリアを会場として、飯川の代表的なシリーズ「デコレータークラブ」の新作を中心に紹介する。

「飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」
会期:2022年7月30日(土)〜2023年4月2日(日)
会場:彫刻の森美術館 (神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121)

「ピカソ 青の時代を超えて」ポーラ美術館

〈2022年〉東京・神奈川など関東おすすめ展覧会スケジュール、美術館&博物館のアート展情報 | 写真

箱根のポーラ美術館では、開館20周年記念展「ピカソ 青の時代を超えて」を開催。青を主調色とする作品を描いた「青の時代」をピカソの原点と捉え、その画業を再考する。会場では、国内外の作品約70点を選りすぐって紹介するとともに、最新の科学技術を用いた調査や研究を活かした展示も行う。

ポーラ美術館開館20周年記念展「ピカソ 青の時代を超えて」
会期:2022年9月17日(土)〜2023年1月15日(日) 会期中無休
会場:ポーラ美術館 (神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)

開館10周年記念展 第1部「若冲と一村 ─時を越えてつながる─」岡田美術館

伊藤若冲《孔雀鳳凰図》(部分) 江戸時代 1755年(宝暦5)頃 重要美術品 岡田美術館蔵
伊藤若冲《孔雀鳳凰図》(部分) 江戸時代 1755年(宝暦5)頃 重要美術品 岡田美術館蔵

箱根の岡田美術館では、開館10周年記念展 第1部「若冲と一村 ─時を越えてつながる─」を開催。ともに写実を徹底したばかりでなく、艶やかな色彩や画面に張りつめた緊張感など、作風に類似性を見てとることができる伊藤若冲と田中一村を取り上げ、その着色画や墨絵などを組み合わせて展示するとともに、関連する画家による作品や伝統的な花鳥画の屏風絵など約40件を紹介する。

開館10周年記念展 第1部「若冲と一村 ─時を越えてつながる─」
会期:2022年12月25日(日)~2023年6月4日(日)
会場:岡田美術館 (神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1)

「ルネ・ラリックのDay & Night 昼の“輝き”、夜の“ときめき”」箱根ラリック美術館

置時計《昼と夜》1926年
置時計《昼と夜》1926年

箱根ラリック美術館では、小展示「ルネ・ラリックのDay & Night 昼の“輝き”、夜の“ときめき”」を開催。「昼と夜」をテーマに、ルネ・ラリックのガラス作品を紹介する。

「ルネ・ラリックの Day & Night 昼の“輝き”、夜の“ときめき”」
会期:2022年11月1日(火)〜2023年2月28日(火)
会場:箱根ラリック美術館 (神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1)

「沖 潤子 さらけでるもの」神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

沖潤子《ジャケット(Martin Margiela ⓪⑩)》2013年 個人蔵
©2022 Oki Junko, photo by Nagare Satoshi
沖潤子《ジャケット(Martin Margiela ⓪⑩)》2013年 個人蔵
©2022 Oki Junko, photo by Nagare Satoshi

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で開催される企画展「沖 潤子 さらけでるもの」は、刺繍という手法で作品を手がけているアーティスト沖潤子の美術館では初となる個展だ。初期の既製服に刺繍を施した作品や手書きのテキストを加えた作品から、本展のためのインスタレーションまで、美術館では初公開となる作品を通して、その活動の全貌を紹介する。

「沖 潤子 さらけでるもの」
会期:2022年9月17日(土)〜2023年1月9日(月・祝)
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 (神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1)

「マン・レイと女性たち」神奈川県立近代美術館 葉山

マン・レイ《ココ・シャネル》1935年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵
Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris/ ©MAN RAY 2015 TRUST/ ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2698
マン・レイ《ココ・シャネル》1935年 ゼラチン・シルバー・プリント(後刷) 個人蔵
Courtesy Association Internationale Man Ray, Paris/ ©MAN RAY 2015 TRUST/ ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021 G2698

神奈川県立近代美術館 葉山で開催される企画展「マン・レイと女性たち」は、マン・レイが捉えた女性たちに着目し、写真や絵画、彫刻、オブジェなど約240点の作品から創作の軌跡を紹介する展覧会。マン・レイの恋人でモデルであったキキや、ファッションデザイナーとして頭角を現したココ・シャネルなど、時代の最先端をゆく個性豊かな女性たちが、マン・レイの視点でどのように写しだされたのかを探る。

「マン・レイと女性たち」
会期:2022年10月22日(土)〜2023年1月22日(日)
会場:会場:神奈川県立近代美術館 葉山 (神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1)

「開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展」横須賀美術館

《YOKOSUKA Dragon》1946年 テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)蔵
《YOKOSUKA Dragon》1946年 テーラー東洋(東洋エンタープライズ株式会社)蔵

横須賀美術館で開催される企画展「開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展」は、横須賀とゆかりの深いファッションアイテム「スカジャン」を紹介する展覧会。1940年代後半から60年代頃にかけて製作された、ヴィンテージ・スカジャン約140点を公開するほか、ディオール(DIOR)、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)、そしてヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)などによるスカジャンも展示される。

「開館15周年 PRIDE OF YOKOSUKA スカジャン展」
会期:2022年11月19日(土)〜12月25日(日)
会場:横須賀美術館 (神奈川県横須賀市鴨居4-1)

「現代日本画 コレクションのあゆみ」平塚市美術館

三瀬夏之介《奇景》(部分) 2005年 平塚市美術館寄託
三瀬夏之介《奇景》(部分) 2005年 平塚市美術館寄託

神奈川の平塚市美術館で開催される展覧会「現代日本画 コレクションのあゆみ」では、同館の現代日本画コレクションから、日本画表現を革新した作家たちの作品を紹介。現代日本画に通底するアニミズムのテーマや、柔軟に取り入れられた西洋美術史のモチーフなど、多様な日本画表現の一端にふれることができるだろう。

「現代日本画 コレクションのあゆみ」
会期:2022年10月29日(土)〜2023年2月19日(日)
会場:平塚市美術館 (神奈川県平塚市西八幡1-3-3)

「湘南を描く 入江観展」茅ヶ崎市美術館

入江観《突堤の人々》2018年 油彩・キャンバス 個人蔵
入江観《突堤の人々》2018年 油彩・キャンバス 個人蔵

神奈川の茅ヶ崎市美術館で開催される企画展「湘南を描く 入江観展」は、現代日本を代表する洋画家・入江観の個展。茅ヶ崎の海や湘南の風景を描いた作品に焦点をあわせ、未公開作品1点を含む最近作のほか、過去の代表作も展示する。

「湘南を描く 入江観展」
会期:2022年12月10日(土)〜2023年2月5日(日)
会場:茅ヶ崎市美術館 (神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45)

埼玉の展覧会

「桃源郷通行許可証」埼玉県立近代美術館

松本陽子《黒い岩》1990年 東京都現代美術館蔵
松本陽子《黒い岩》1990年 東京都現代美術館蔵

埼玉県立近代美術館で開催される企画展「桃源郷通行許可証」では、6人の現代作家による作品と埼玉県立近代美術館のコレクションを組み合わせた展示を中心に、芸術作品の魅力を紹介。稲垣美侑、佐野陽一、東恩納裕一、文谷有佳里、松井智惠、そして松本陽子ら、幅広い世代、ジャンルの作家による作品を、コレクションを中心とした作品とともに紹介する。

「桃源郷通行許可証」
会期:2022年10月22日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:埼玉県立近代美術館 (埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1)

「雰囲気のかたち─見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの」うらわ美術館

横山大観《菜の花歌意》1900年 絹本彩色 個人蔵
横山大観《菜の花歌意》1900年 絹本彩色 個人蔵

埼玉のうらわ美術館では、展覧会「雰囲気のかたち─見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの」を開催。はっきりと見えないものや不定形なものなどの美術表現に着目し、横山大観、菱田春草、中谷芙二子、伊庭靖子、瑛九、若林奮などの作品約105点を展示する。

「雰囲気のかたち─見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの」
会期:2022年11月15日(火)~2023年1月15日(日)
会場:うらわ美術館 (埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ― 3階)

千葉の展覧会

「マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち」DIC川村記念美術館

マン・レイ《破壊されざるオブジェ》1923/75年 メトロノーム、写真 11.5×11.5×22.2cm 東京富士美術館
マン・レイ《破壊されざるオブジェ》1923/75年 メトロノーム、写真 11.5×11.5×22.2cm 東京富士美術館
© MAN RAY 2015 TRUST / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 G2928

千葉・佐倉のDIC川村記念美術館で開催される企画展「マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち」は、マン・レイのオブジェ作品に着目した国内初の展覧会。《破壊されざるオブジェ》や《贈り物》などオブジェの代表作を紹介するとともに、再制作に対する独自の捉え方にも光をあてる。

「マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち」
会期:2022年10月8日(土)〜2023年1月15日(日)
会場:DIC川村記念美術館 (千葉県佐倉市坂戸631)

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