展覧会「ダミアン・ハースト 桜」が、東京・六本木の国立新美術館にて、2022年3月2日(水)から5月23日(月)まで開催される。
イギリスを代表する現代作家である、ダミアン・ハースト。1965年に生まれたハーストは、30年以上にわたる創作活動において、彫刻、絵画、インスタレーションなどの多様な表現媒体を用いて、芸術、宗教、科学、そして生と死といったテーマを追求してきた。
展覧会「ダミアン・ハースト 桜」は、日本初となるダミアン・ハーストの大規模個展だ。最新作である「桜 」のシリーズから、大型の絵画作品24点を一挙公開する。
「桜 」のシリーズは、19世紀末のポスト印象主義や20世紀のアクション・ペインティングといった西洋美術史の成果を独自に再解釈することで生まれた、ダイナミックで色彩豊かな風景画から構成される。ハーストは1980年代後半以降、抽象絵画の制作を続けてきたが、大きいものでは縦5m・横7mを超える画面からなる同シリーズは、彼自身にとって色彩と絵画空間に対する探求の大きな成果だといえる。
本展では、107点よりなる「桜」のシリーズから、ハースト自身が選んだ24点の絵画作品により展示空間を構成。儚くも鮮やかに咲き誇る桜並木のもとに身を置いたかのような、幻想的な空間を体験できそうだ。
展覧会「ダミアン・ハースト 桜」
会期:2022年3月2日(水)〜5月23日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
休館日:火曜日(5月3日(火・祝)は開館)
※観覧料などは追って告知
観覧料:一般 1,500円、大学生 1,200円、高校生 600円
※中学生以下、または障害者手帳の持参者(付添者1名含む)は無料
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)