展覧会「The Absurd and The Sublime ギイ ブルダン展」が、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」に巡回。京都文化博物館 別館にて、2022年4月9日(土)から5月8日(日)まで開催される。
京都ならではの歴史的建造物や近現代建築を舞台に、国内外から選び抜かれた写真作品を紹介する、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。10周年を迎える今回は、2021年にシャネル・ネクサス・ホールにて開催された、写真家ギイ・ブルダンの展覧会が巡回する。
フランスを代表するファッションフォトグラファーのひとりであるギイ・ブルダンは、「滑稽と崇高」という紙一重の関係のあわいに戯れるような意外性を備えた緻密な作品により、ファッション写真を優れた芸術に押し上げた。その作風には、マン・レイとの出会いを契機としてシュルレアリスムが大きな影響を及ぼしている。
本展では、ギイ・ブルダンの代表作に加えて、貴重なアーカイブからオリジナルプリントも展示し、その創作の展開を紹介。また、京都会場では新たな会場デザインを採用し、山口小夜子をモデルに起用したイメージなどのカラー写真、ギイ・ブルダンの創作の過程を窺うことができるポラロイド写真、そして彼の作品が掲載された当時の雑誌や記録映像なども展示予定だ。
展覧会「The Absurd and The Sublime ギイ ブルダン展」
会期:2022年4月9日(土)〜5月8日(日)
会場:京都文化博物館 別館
住所:京都府京都市中京区三条高倉
開館時間:10:00-19:00(最終入場は18:30)
休館予定日:4月11日(月)・18日(月)
入場料:一般 1,200円、学生 1,000円