野田サトルの人気漫画「ゴールデンカムイ」が実写映画化。映画『ゴールデンカムイ』として2024年1月19日(金)に公開される。主演は山﨑賢人。
映画『ゴールデンカムイ』は、週刊ヤングジャンプを代表する人気漫画『ゴールデンカムイ』を実写化した作品。原作コミックは2023年8月までに全31巻でシリーズ累計2700万部を超えるベストセラーであり、明治末期の北海道・樺太を舞台に、元兵士の杉元佐一やアイヌの少女アシㇼパを中心とした金塊争奪戦を描く。冒険あり、歴史あり、狩猟ありのエンターテインメント超大作だ。
主人公・杉元佐一(すぎもとさいち)...山﨑賢人
元大日本帝国陸軍第一師団の隊員。並外れた度胸と驚異的な回復力をもち、日露戦争での鬼神のような戦いぶりから「不死身の杉元」と呼ばれる。除隊後、戦死した親友との約束を果たすべく、ゴールドラッシュに沸く北海道へと赴く。そこで、埋蔵金の存在を知った杉元は、その在りかが描かれているという「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を求めて旅をする。
※刺青人皮:網走脱獄から脱獄した囚人たちの刺青が入った皮をはいだもの。アイヌ金塊の行方が記されている。刺青人皮の脱獄囚は全部で24人。
アシㇼパ...山田杏奈
アイヌの少女。和人の言葉を理解し、山での暮らしや狩猟の知識にたけている。ヒグマに襲われる杉元を助けたことから相棒として、埋蔵金を巡る旅をすることになる。彼女が危機に陥るとエゾオオカミのレタㇻが駆けつける。
尾形百之助(おがたひゃくのすけ)...眞栄田郷敦
大日本帝国陸軍第七師団上等兵の凄腕スナイパー。300メートル以内なら確実に相手の頭を打ちぬくことができるほどの精密射撃を得意とする。情勢によって身の振り方を変える狡猾さから“コウモリ野郎”とも呼ばれる。
月島基(つきしまはじめ)...工藤阿須加
第七師団軍曹で鶴見中尉の側近。日露戦争でも鶴見中尉の補佐として参加し、戦後も彼が掲げる軍事政権樹立の野望を実現させるために動く。実直な性格で、第七師団のなかでは珍しく常識的な人物。
二階堂 浩平/洋平(にかいどうこうへい/ようへい)...栁俊太郎(一人二役)
第七師団一等卒。双子の軍人。外見だけでなく、挙動や好戦的な性格まで似ている。小樽で刺青人皮を探していた杉元を連行する際に抵抗されたことを恨む。
寅次(とらじ)...泉澤祐希
杉元と梅子の幼なじみ。杉元とともに二〇三高地の戦場へ出向く。