特別企画展「和菓子、いとおかし─大阪と菓子のこれまでと今─」が、大阪歴史博物館にて、2022年7月16日(土)から9月4日(日)まで開催される。
茶の湯を好んだことでも知られる豊臣秀吉は、大坂に喫茶(きっちゃ)の文化を根付かせた。茶道の発展に伴い菓子の製作技法や種類は多様化し、江戸時代になると、食の芸術品ともいえる茶菓子が次々と誕生。大阪は、和菓子のふるさとのひとつとでもいうべき地であったのだ。
特別企画展「和菓子、いとおかし─大阪と菓子のこれまでと今─」では、江戸時代の大坂の菓子舗「虎屋伊織」の伝統を継ぐ鶴屋八幡の協力のもと、和菓子にまつわるさまざまな資料を紹介。
菓子のデザインを記録した菓子絵図帖『虎製帖(こせいちょう)』や『浪華家都東(なにわのいえづと)』、当時の菓子文化を垣間見ることができる版本や絵画作品、そして職人が使用した菓子木型などを展示し、菓子の歴史と文化をひもとく。
特別企画展「和菓子、いとおかし─大阪と菓子のこれまでと今─」
会期:2022年7月16日(土)〜9月4日(日)
会場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室
住所:大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜日
観覧料:大人 600円(540円)、高校生・大学生 400円(360円)
※常設展示観覧料で観覧可
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)、障がい者手帳などの所持者(介護者1名含む)は無料
【問い合わせ先】
大阪歴史博物館
TEL:06-6946-5728