企画展「北斎バードパーク」が、東京のすみだ北斎美術館にて、2023年3月14日(火)から5月21日(日)まで開催される。
「冨嶽三十六景」に代表される風景画を手がけた葛飾北斎は、鳥を描いた作品も数多く残した。その優れた描写は、錦絵に花鳥画のジャンルを確立させることにも貢献している。
企画展「北斎バードパーク」では、北斎一門が描くさまざまな鳥や、鳥の意匠を紹介。北斎の《鵙 翠雀 虎耳草 蛇苺》や《文鳥 辛夷花》、『北斎漫画』などを展示するほか、《杜鵑》はすみだ北斎美術館では初公開となる。
また、鳥が絵画の画面において舞台装置としての役割を担っている点にも光をあて、鳥によって表現された季節や場所、人物の思いを読み解いてゆく。
企画展「北斎バードパーク」
会期:2023年3月14日(火)〜5月21日(日) 前後期で一部展示替えを予定
[前期 3月14日(火)〜4月16日(日) / 後期 4月18日(火)〜5月21日(日)]
会場:すみだ北斎美術館
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2
開館時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,000円、高校・大学生 700円、65歳以上 700円、中学生 300円、障がい者 300円、小学生以下 無料
※本展のチケットで、会期中の観覧日当日にかぎり、AURORA(常設展示室)および常設展プラスも観覧可
※2023年3月13日(月)まで、観覧料が20%引きになる前売券を販売(詳細については美術館ホームページを参照)
【問い合わせ先】
すみだ北斎美術館
TEL:03-6658-8936 (9:30〜17:30 / 休館日のぞく)