1989年、カシミアハウス社からブランド、セイ(TSE)が誕生。
セイ(TSE)はアメリカで最も大きなカシミアニットのサプライアーであるカシミアハウス社から誕生したブランド。ニューヨークを拠点としている。
ブランドの設立時は、「セイ カシミア」というブランド名で、ニットだけを扱うブランドだった。徐々にラインナップを増やし、現在は、高級なニット製品全般、高級ウール、コットンやシルクを使用した布地など、さまざまな素材を使用してコレクションを展開している。
95年にはナルシソ ロドリゲスをデザイナーに起用。その後、1997A/Wコレクションから、メキシコ出身のデザイナー、ヴィクター・アルファロがデザインを担当した。
98年、フセイン チャラヤンがデザイナーに就任。その際は、デザイナーズスポーツウェアコレクションとして、「セイ ニューヨーク」のブランド名でコレクションを発表していた。2001年、リチャード チャイがクリエイティブディレクターに就任。2006A/Wシーズンより3年間は、カルバン クラインでキャリアを積んだ、テス・ギバーソンがデザイナーに就任。2009S/Sシーズンはトム・スコット、ドュシェーン・ノーブル、ジュリアン・ルイの3人のデザイナーがコレクションを発表。
2010A/Wシーズンはジェイソン ウーとの高級カシミアライン「セイ カシミア」におけるコラボレーションを展開した。
セイ(TSE)のコレクションは、日本では大手百貨店を中心に販売されている。