ミチノ(michino)は、フランス・パリのバッグブランド。デザイナーは東京生まれ、ニューヨーク育ちで、パリを拠点にヤス・ミチノが務める。
ヤス・ミチノは、10年に渡ってイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)、ジバンシィ(Givenchy)、ソニア リキエル(Sonia Rykiel)など、パリのメゾンやベルギーブランドのデルヴォー(DELVAUX)でレザーグッズをデザインしてきた。
2014年に、自身のブランド「ミチノ(michino)」をローンチ。彼のデザインは、フレンチシック、日本的な静寂、アメリカ的な実用性の調和と称される。作品は、純粋性と装飾、必要と過剰、画一性と個性のバランスを体現。
彼は、異文化間の美意識の相違を深求する。それゆえ、彼のコレクションは、彼の審美眼を形成した多くの旅や芸術品、そして彼自身の経験にインスパイアされている。彼がパリのアトリエでデザインする一方で、彼の作品はイタリアのフィレンツェで素材が集められ、試作され、手作業によって生産される。そして、それぞれのシーズンにおいて、バッグには最高級の皮革だけが使われる。