デザイナーの大島 郁(おおしま かおる)が、2014年に東京でニットアイテムをメインとするウィメンズファッションブランド「カピエ(Kääpiö)」を設立。
「カピエ(Kääpiö)」は、デザイナーの大島郁が2014年に設立したウィメンズファッションブランド。デザイナーの大島は、イギリス・ロンドンのセントラルセントマーティンズ芸術大学テキスタイル学科を卒業後にニューヨークに渡米。
パーソンズ芸術大学大学院ファッション学科に在学し、卒業コレクションをロロピアーナ社のスポンサーのもと、2012年にNYファッションウィークで発表。在学中からダイアン フォン ファステンバーグで経験を積み、卒業後はラルフ ローレン ブラックレーベルのデザイナーとして活動した。
その後2014年に日本に帰国し、ニットアイテムを主体とするブランド「カピエ」を立ち上げる。ブランドの特徴は、糸からデザインして作り出す絶妙なカラーバランスと、異素材の組み合わせで編み出すオリジナルテクスチャー、そして様々な編み方の取り合わせで生まれるシルエット。素材と編地、シルエットのバランスを追求し、1着のアイテムだけでスタイルを確立出来るようなニットアイテムを提案している。
2015年、公益財団法人日本服飾文化振興財団の主宰する第1回「平成二十六年度服飾デザイナー助成制度」に選出される。
2016年、花王株式会社「エマール」のテレビCMに起用される。
2017年、Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門にて、支援デザイナーに選出される。
カピエのコレクション発表以外に、様々な企業とのコラボレーションも行っている。