2017年、ベルギー・アントワープでルシェミー・ボッター(Rushemy Botter)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh)によりボッター(BOTTER)創業。
ボッター(BOTTER)は、ベルギー・アントワープ発のファッションブランド。メンズウェアを中心に展開し、ウィメンズウェアやユニセックスアイテムも揃える。
カリブ海にルーツを持つデザイナーのルシェミー・ボッターとリジー・ヘレブラーにより設立されたボッターは、ベルギーとオランダ仕込みのテーラリングを掛け合わせた、斬新なラグジュアリースタイルを提案。大胆でカラフルなデザインや、爽やかな佇まい、エッジの効いたディテール、多様性のあるラインナップを特徴とする。2020-21年秋冬シーズン以降、パリ・メンズ・ファッション・ウィークにてコレクションを発表している。
ボッターのクリエーションの根底には、カリブ海を起源とする音楽や文学、食文化などを融合した豊かなカリビアンカルチャーがある。“カリビアン・クチュール”の精神と、イタリアの芸術運動である“アルテ・ポーヴェラ”の哲学、サステナビリティへの意識をボッターのブランドアイデンティティに掲げている。
2017年、ルシェミー・ボッターがアントワープ王立芸術アカデミー在学中に、パートナーのリジー・ヘレブラーとともにボッターを創業。
2018年、世界的な若手デザイナーの登竜門として知られる「イエール国際フェスティバル」でボッターがグランプリを受賞。
2019年8月~2022年2月、ルシェミー・ボッターとリジー・ヘレブラーは「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のアーティスティック・ディレクターとして活動。
2020-21年秋冬、パリ・メンズ・ファッション・ウィークでのボッター初のコレクション発表。
2024年春夏コレクションから、直営店展開、卸販売をはじめとする日本での本格展開をスタート。
ルシェミー・ボッターは、オランダ領のキュラソー島で生まれ、アムステルダム近郊の漁村で育ったデザイナー。アントワープ王立芸術アカデミーのファッション学科に進学し、初年度はウォルター ヴァン ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)、修士課程にはダーク ヴァン セーヌ(Dirk Van Saene)の指導を受けた。ルシェミーがリジーと共に制作したアントワープ王立芸術アカデミーの修士課程の卒業コレクションは、ドリス ヴァン ノッテン賞やアン ドゥムルメステール賞など、数々の賞を受賞した。
リジー・ヘレブラーは、オランダ・アムステルダム生まれ。オランダと母の出身地であるドミニカ共和国の2カ国で育ち、アムステルダム・ファッション・ インスティテュートでファッションデザインを学び、優秀な成績で卒業。