1964年、東京・原宿のセントラルアパートの一角でデザイナー・荒牧太郎がファッションブランド「マドモアゼルノンノン(Mademoiselle NONNON)」をスタート。
「マドモアゼルノンノン」は、デザイナー・荒牧太郎が創設したウィメンズファッションブランド。
女性ひとりひとりの個性を際立たせるシンプルなデザインと、日々の生活に溶け込む着心地のよさをベースに、パリ譲りのさりげない美意識=エスプリを落とし込んだアイテムを提案している。
1964年の創業以来変わらず日本製であることにこだわり、糸から縫製までのすべてを、熟練した職人たちが担当。素材は季節ごとの上質な天然素材を採用しているのが特徴で、その着心地の良さを実現する重要な要素となっている。
日本における初めてのブティックとも言われる「マドモアゼルノンノン」創業の地である原宿のセントラルアパートは、当時の流行の最先端。あらゆるジャンルのクリエイターたちが拠点を構えており、特にファッション業界人やミュージシャンたちがこぞってアイテムを着用。1978年にはパリにもオーダーメイドのブティックを出店したが、1983年からは既製服の全国展開へと転向している。