1988年、スイスにて「フレデリック・コンスタント」創業。
フレデリック・コンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)は、スイスの時計ブランド。デザインの立ち上げから最終組み立ての作業まで、一貫して自社で行う数少ないメーカーの1つ。
フレデリック・コンスタントは時計メーカーの中では歴史が浅い部類であるが、ムーブメントの開発など技術面が高く評価されている。一方デザインにも評価され、デザイン・コンセプトは伝統的なクラシックラインと、トレンドを取り入れたモダンアートとの融合。最新のデザインコンピューターを採用しデザインを開発しているという。
デザインはコンセプト通り、モダンであることを共通点に、クラッシックよりなものから、スポーティよりなものまである。人気のモデルは「ハートビート」「ハートビート・マニュファクチュール」。
現在は、日本のシチズンウオッチグループの傘下にある。
1988年、スイスのジュネーブにてピーター・スタースが創業。
時計製作としては、コンスタント・スタース社が前身にある。同社は、ジュネーブで創始者であるクロックの文字盤職人のコンスタント・スタースとフレデリック・シュレイナーが創業した。そして4代目、コンスタント・スタースが創業者の名前から時計メーカー「フレデリック・コンスタント」をスタート。
94年、ハートビート時計を発表。この現在に至るまで人気モデルは、文字盤に開口部を設けることでムーブメントの心臓(ハート)と言われるバランスホイールやテンプが見える仕組み。その後に発表されたまたトゥールビヨンを搭載したモデルもある。
ハートビートのアイデアは機械式時計とクォーツ式時計の違いが一目でわかるよう、メカニカルな部分を見せる意図のもと考案された。なお、ハートビートのデザイン、設計の特許を取得していなかったことが原因がはあるが、ハートビートの発表以後、各メーカーはこぞって似たデザインの時計を発表した。この件に関してフレデリック コンスタント社は「まだ会社と小さく、法務などの知識が足りなかった」とWebでコメントしている。
2004年、3年の研究のもと、ハートビートマニュファクチュールキャリバーを発表。自社開発によるムーブメントを発表しマニュファクチュールとなる。