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WALTHAM

ウォルサム

ブランドのはじまり

1850年、アメリカのボストンにて創業。

ウォルサムについて

ウォルサム(WALTHAM)の歴史は、1850年、アメリカのボストンにてエドワード・ハワード(Edward Howard)アーロン・ルフキン・デニスン(Aaron Lufkin Dennison)、デイヴィッド・デイヴィス(David Davis)が創業したことに始まる。創業当初の名前は「American Horologe Company」で「ウォルサム」の名前は企業の合併や売却などの中で生まれた。

南北戦争の中で工場がストップするなど、大きな打撃を受けるが、「アメリカンシステム」と呼ばれるオートメージョン工場を操作させ大量生産に成功。これは当時の時計作りでは常識を覆すものであった。しかし、一般的に大量生産というと、質より量を重視と思われがちだが、そうではなく、質の追求を目指した上での大量生産だった点は見逃せない点。

1860年代前後には、リンカーン大統領も愛用していたと言われる。その他、アメリカの鉄道会社を中心に世界50カ国以上で鉄道時計としても採用されている。

1876年フィラデルフィアの万博で金賞を受賞。ウォルサムの作るデザインも美しく、正確な懐中時計は多くの支持を集めた。

ウォルサムの時計は日本にも縁があり、1897年には、日本鉄道の公式時計として採用された。その他、過去、東京大学(帝国大学)の主席卒業生に「恩賜の銀時計」としてウォルサムの時計が贈られていた。川端康成が愛用していたとことでも知られる。

50年代、アメリカで製造を行っていたウォルサムは解散。しかし、スイスに設立していた子会社がブランドを継承することになる。これにより、ウォルサムの拠点はアメリカからスイスのヌーテシャルに移ることになり、以後、完全にスイスで生産されている。

2005年、「ローンイーグル」を発表。

なお、現在、ウォルサムのメインマーケットは日本であり、今後は再び国際的なブランドとして普及することが期待される。

公式サイト

https://www.waltham.ch/

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