1996年、ニューヨークにてスタート。
レベッカ テイラーはニューヨークを拠点とするレディースウェア、シューズ、バッグ、アクセサリーなど幅広く展開するファッションブランド。世界中で最も有名なニュージーランド出身のデザイナーの1人。ブランドのアイコンは2匹の猫。
レベッカ テイラーは、日本ではレナウンにより2000年から展開されており、靴、バッグ、ワンピースなどのコレクションが人気。
そのコレクションは「大人のガーリースタイル」などと表現され、基本はフェミニンだが、それにセクシーな要素を少しだけ加えている。素材はシフォン、シルクなど、カラーはピンク、パープル、クリーム色、白などをベースとした淡い色を用いることが多い。その他、スパンコール、花柄プリントも特徴的。
レベッカ テイラー(REBECCA TAYLOR)。1969年、ニュージーランドに生まれる。ウェリントン・スクール・オブ・デザイン(The Wellington School of Design)にてファッションを学ぶ。初期の仕事として、89年公開の映画「ミート・ザ・フィーブルズ」の一部キャラクターの衣装デザインを手がける。この映画は、後に「ロード・オブ・ザ・リング」で世界的に有名になるピーター・ジャクソン監督の初期の作品であった。
その後、ニューヨークに渡り、シンシア ローリーのアシスタントデザイナーとして、主にドレス部門で活躍。ブランドには、6年間在籍した。
96年、ビジネスパートナーのElizabeth Hutchensと独立してブランドを設立。99年、ニューヨークコレクションでデビュー。2000年、CFDAの新人賞にあたるペリー エリス賞にノミネートされる。2004年、ニューヨークに初の旗艦店をオープン。2007年、双子の女の子を出産。
レベッカ テイラーのコレクションは、バーニーズ ニューヨーク.サックス・フィフス・アベニューなどアメリカの高級百貨店、セレクトショップで取り扱われている。
また、人気テレビ番組の「セックス・アンド・ザ・シティ」「ザ・ビュー」などでコレクションが使用されれた。セレブリティにも人気で、キャメロン・ディアス、サラ・ジェシカ・パーカー、ジュリア・スタイルズ、ウーマ・サーマンなどがコレクションを見につけている姿がキャッチされている。