展覧会「奇想の絵師 歌川国芳」が、埼玉のうらわ美術館にて、2023年4月22日(土)から6月18日(日)まで開催される。
歌川国芳(うたがわ くによし)は、江戸末期に活躍した浮世絵師だ。1797年(寛政9年)に生まれた国芳は、1811年(文化8年)15歳で初代歌川豊国に入門。西洋の銅版画に学ぶとともに、役者絵や美人画、名所絵、戯画などを幅広く手がけた。なかでも、奇抜なアイディアの風刺画や大胆な武者絵などを、大判3枚続きの画面に描いて人気を博している。
斬新な発想で当時の浮世絵界を活性化させ、戯画のルーツとも言われる作品を手がけるなど、後世に大きな影響を与えた国芳は、近年再評価が進んでいる。展覧会「奇想の絵師 歌川国芳」では、国芳の代表作をはじめ、戯画、洋風の風景画、貴重な肉筆画など、約160点の作品を展示し、その画業を紹介する。
展覧会「奇想の絵師 歌川国芳」
会期:2023年4月22日(土)~6月18日(日)
会場:うらわ美術館 ギャラリーA・B・C
住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ― 3F
開館時間:10:00~17:00(金・土曜日は20:00まで)
※入場はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(5月1日(月)は開館)
観覧料:一般 620円(490円)、高校・大学生 410円(320円)、小・中学生 200円(160円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳の所持者および付添者1名は半額
※5月1日(月)「さいたま市民の日」は観覧無料
※リピーター割引:観覧済の有料観覧券の提示により、団体料金で観覧可(観覧日から1年以内、1名につき1回かぎり有効)
【問い合わせ先】
うらわ美術館
TEL:048-827-3215