「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」は、映像と音楽により、まるでディズニー・アニメーションの映画の中に入り込んだかのような体験ができる完全没入型イベント。『アラジン』や『アナと雪の女王』『リトル・マーメイド』といった人気映画をピックアップし、それら映画の中に入り込むと共に、クリエイターによる誰もが口ずさめる音楽やアート、アニメーションを堪能することができる。
会期:2023年4月29日(土)~8月31日(木)
[前期]4月29日(土・祝)~6月27日(火) 森アーツセンターギャラリー
[後期]6月28日(水)~8月31日(木) 森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
住所:東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
「サントリー美術館」は、東京ミッドタウンにある美術館。開館当初より「生活の中の美」を基本テーマとした企画展示や作品収集を行い、国宝、重要文化財を含む約3,000件を所蔵。江戸切子・エミール・ガレなどのガラス工芸品は代表的な所蔵品のひとつだ。また、日本美術を中心とした企画展を開催している。
隈研吾が設計を手掛け、「都市の居間」としての居心地の良い美術館を目指した。日本の伝統と現代を融合させた「和のモダン」を基調に、安らぎと優しさに溢れた空間が魅力だ。ガラス工芸品などに興味がある人におすすめの美術館となっている。
展覧会「虫めづる日本の人々」では、江戸時代を中心に中世や近現代の「虫めづる日本の人々」の様相に触れつつ、虫と人との親密な関係を再考。『源氏物語』や『伊勢物語』など、文芸と深く結びついた日本の虫たちの姿にフォーカスした展示や、中国で画題として確立した草虫図が、日本で将軍や大名など時の権力者たちに愛好された様子なども紹介する。
会期:2023年7月22日(土)~9月18日(月・祝)※作品保護のため、会期中展示替を行う
会場:サントリー美術館
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
東京都庭園美術館は、東京・白金台にある美術館。久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が1906年に創立した宮家・朝香宮家邸を美術館として使用している。アール・デコの様式美に魅せられた朝香宮夫妻により、アール・デコの精華を積極的に取り入れた建物は、貴重な歴史的建造物として国の重要文化財に指定されている。
展覧会「建物公開2023 邸宅の記憶」は、意匠や技法、素材など、旧朝香宮邸の建築そのものに着目し、年に1度開催される建物公開展。2023年は、この邸宅の主であった朝香宮家の人びとに光をあて、宮邸時代の家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示を行うほか、工芸品や衣装などから当時の生活の一端を紹介する。
会期:2023年4月1日(土)〜6月4日(日)
会場:会場:東京都庭園美術館 本館+新館
住所:東京都港区白金台5-21-9
根津美術館は、東京・南青山にある美術館。日本および東洋の古美術品を専門に展示を行う。2009年に新創された本館は、隈研吾による設計。敷地内には日本庭園もあるため、都心にいるとは思えない穏やかで緑溢れる和モダンな空間となっている。ゆったりとした時間を過ごしたい人にもおすすめだ。
特別展「国宝・燕子花図屏風─光琳の生きた時代 1658-1716─」では、光琳が生きた約60年の期間に焦点を合わせ、江戸時代の美術の諸相を紹介。光琳の《燕子花図屏風》を中心に、この時期に制作された絵画などを展示する。
会期:2023年4月15日(土)〜5月14日(日)
会場:根津美術館
住所:東京都港区南青山6‐5‐1
「パナソニック汐留美術館」は、東京・汐留のパナソニック 東京汐留ビル4階にある美術館。フランスを代表する画家ジョルジュ・ルオーの初期から晩年までの油彩画や代表的な版画作品などを中心としたルオー・コレクションは現在約260点で、これらの作品を館内「ルオー・ギャラリー」で常設展示するほか、様々なテーマによる企画展も開催している。
金沢を拠点に活動する金工作家であり、「彫金」の人間国宝である、中川衛。展覧会「中川 衛 美しき金工とデザイン」では、 中川の初期から現在に至る活動を網羅的に紹介するとともに、その仕事を「デザイン」という視点から展観してゆく。
会期:2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)
会場:パナソニック汐留美術館
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル 4F
「渋谷区立松濤美術館」では、絵画や彫刻をはじめ、版画・陶芸・染織・書画など、多彩な分野・時代にわたる内容の特別展を、年間5回程度開催。哲学的な建築家といわれる白井晟一の設計のもとに完成した美術館だ。
展覧会「エドワード・ゴーリーを巡る旅」は、ボストン近郊にあるゴーリーの記念館「ゴーリーハウス」で開催されてきた企画展を、「子供」や「不思議な生き物」、「舞台芸術」などのテーマを軸に再構成するもの。約250点の作品を通して、ゴーリーの活動を紹介する。
会期:2023年4月8日(土)~6月11日(日) 会期中に一部展示替えあり
会場:渋谷区立松濤美術館
住所:東京都渋谷区松濤2-14-14
「東京国立博物館」は、明治5年に当時の文部省博物局が湯島聖堂大成殿で最初の博覧会を開催した際に、日本最古の博物館として誕生。上野公園内に位置しており、公園内の散策と合わせて訪れるのもおすすめだ。6つの展示館を有しており、たとえば「帝冠様式」の代表的建築である本館、特別展や催し物の開催時に開館する表慶館は、共に重要文化財に指定されている。
館内では、日本を中心とした東洋文化の美術品や考古物などの収蔵品の調査・研究、保存・修復を行い、11万件の重要な文化財を保存及び公開している。特別展はテーマを設定した大規模な企画展示で、年3~5回程度開催されている。
特別展「古代メキシコ ─マヤ、アステカ、テオティワカン」は、マヤ文明、アステカ文明、そしてテオティワカン文明という3つの古代文明に焦点を合わせた展覧会。マヤの王朝美術の傑作とされる「赤の女王のマスク」をはじめ、古代メキシコの至宝約140件を一堂に集めて紹介する。
会期:2023年6月16日(金)〜9月3日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
住所:東京都台東区上野公園13-9
国立西洋美術館は東京・上野にある美術館。フランス政府より寄贈返還された松方コレクションを基礎に、西洋美術作品を広く紹介している。建物は、建築家ル・コルビュジエによる設計で、2016年には世界遺産にも登録された。建物だけでも見応えのある美術館となっている。
企画展「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展─美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」は、日本でキュビスムを正面から取り上げる、約50年ぶりの展覧会。世界屈指の近現代美術コレクションを誇るパリのポンピドゥーセンターの所蔵品から約40作家を取り上げ、絵画を中心に彫刻、素描、版画など約140点を通して、キュビスムの展開をたどってゆく。
会期:2023年10月3日(火)〜2024年1月28日(日)
会場:国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7
長崎と東京を巡回する企画展「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」は、版画という表現媒体によって、スペインの文化や美術にまつわるイメージがどのように形成され、伝えられていったのかに迫る、日本初の展覧会。国内各地に所蔵されるスペイン版画の傑作が一堂に会する、貴重な機会となる。
会期:2023年7月4日(火)〜9月3日(日) 会期中に一部作品の展示替えあり
会場:国立西洋美術館 企画展示室
住所:東京都台東区上野公園7-7
「東京都美術館」は、東京・上野の上野公園内にある美術館。特別展や企画展を通して、日本の名品だけでなく、世界中から集まる名品に出会えるのが魅力だ。1975年9月に東京都美術館の現在の建物が竣工した際には、日本のモダニズム建築の巨匠・前川國男が設計を担当した。