展覧会「野又 穫 Continuum 想像の語彙」が、東京オペラシティアートギャラリーにて、2023年7月6日(木)から9月24日(日)まで開催される。
野又穫(のまた みのる)は、見知らぬ風景に不思議な構築物がそびえ立つ、現実と地続きにある非現実とでもいえる作品を手がけてきた画家だ。
1955年に生まれた野又は、東京藝術大学でデザインを学んだのち、広告代理店のアートディレクターとして勤務する一方で絵画制作に取り組んでいる。その後、1986年の佐賀町エキジビット・スペースでの個展に始まり、幾つかの個展を開催して作家活動に専念することに。2020年には、イギリスの有力ギャラリー「ホワイト・キューブ」でのオンライン個展の開催後、同ギャラリー所属が決まり、世界を舞台に活動する作家となった。
東京オペラシティアートギャラリーのコレクションの寄贈者である寺田小太郎は、野又の作品を愛好しており、同館は野又の代表作約40点を所蔵する最大の所蔵館となっている。企画展示室では初の個展となる「野又 穫 Continuum 想像の語彙」では、同館のコレクションにとどまらず、《来たるべき場所 5》や《内なる眺め 21》、《Babel 2005 都市の肖像》、《Imagine-2》など、初期作から最新作に至る作品を通して野又の全貌を紹介する。
展覧会「野又 穫 Continuum 想像の語彙」
会期:2023年7月6日(木)〜9月24日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月6日(日・全館休館日)
入場料:一般 1,400円(1,200円)、高校・大学生 800円(600円)、中学生以下 無料
※同時開催「収蔵品展076 寺田コレクション ハイライト」(後期)、「project N 91 小林紗織」の入場料を含む
※( )]内は各種割引料金
※障害者手帳の所持者および付添者1名は無料
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)