東京・上野の国立科学博物館で開催される特別展「昆虫 マニアック(MANIAC)」は、昆虫の魅力に光をあてる展覧会。研究者が選んだマニアックな昆虫標本を、国立科学博物館の研究者による独自の視点や、最新の昆虫研究を織り交ぜて公開する。
「昆虫 マニアック」
会期:2024年7月13日(土)~10月14日(月・祝)
会場:国立科学博物館 (東京都台東区上野公園7-20)
東京国立博物館 平成館で開催される特別展「神護寺 — 空海と真言密教のはじまり」は、空海が活動拠点とした寺院、神護寺に伝わる寺宝の数々を紹介する展覧会。空海に直接関わる《両界曼荼羅(高雄曼荼羅)》や、寺外初公開となる平安初期彫刻の最高傑作《薬師如来立像》(いずれも国宝)をはじめ、国宝17件、重要文化財44件を含む約100件の作品を展示する。
創建1200年記念 特別展「神護寺 — 空海と真言密教のはじまり」
会期:2024年7月17日(水)~9月8日(日)
会場:東京国立博物館 平成館 (東京都台東区上野公園13-9)
東京の文化学園服飾博物館で開催される展覧会「世界のビーズ」では、衣服や装身具などに広く用いられてきたビーズを紹介。ヨーロッパのドレス、アジアやアフリカの民族の衣服や装身具など、約40か国のビーズを展示する。
「世界のビーズ」
会期:2024年7月19日(金)~11月4日(月)
会場:文化学園服飾博物館 (東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1F)
東京の山種美術館で開催される特別展「没後25年記念 東山魁夷と日本の夏」は、同館が所蔵する東山魁夷の作品全点を、10年ぶりに一挙公開する展覧会。幅9m超の大作《満ち来る潮》、京都の四季を格調高く描いた連作「京洛四季」の全4点、《春静》、《緑潤う》、《秋彩》、《年暮る》など、近代日本画の巨匠・魁夷の作品を目にすることができる。
「没後25年記念 東山魁夷と日本の夏」
会期:2024年7月20日(土)~9月23日(月・振)
会場:山種美術館 (東京都渋谷区広尾3-12-36)
東京・南青山の根津美術館で開催される企画展「美麗なるほとけ—館蔵仏教絵画名品展—」は、優れた質と量を誇る同館の仏画コレクションより、特に美麗な名品や希少性が高い作例などを紹介する展覧会。日本美術の名品である国宝《那智瀧図》を筆頭に、18件の国宝や重要文化財を含む、約40件の作品を公開する。
「美麗なるほとけ—館蔵仏教絵画名品展—」
会期:2024年7月27日(土)〜8月25日(日)
会場:根津美術館 (東京都港区南青山6‐5‐1)
東京の練馬区立美術館で開催される展覧会「平田晃久—人間の波打ちぎわ」は、「太田市美術館・図書館」を手がけるほか、東急プラザ原宿「ハラカド」の外装・屋上デザインを担当した建築家、平田晃久を紹介。20件以上におよぶ平田の建築を、スケッチ、模型、インスタレーションなどを通して紹介する。
「平田晃久—人間の波打ちぎわ」
会期:2024年7月28日(日)~9月23日(月・振)
会場:練馬区立美術館 (東京都練馬区貫井1-36-16)
東京・原宿の太田記念美術館で開催される展覧会「浮世絵お化け屋敷」では、妖怪や幽霊を描いた浮世絵を紹介。歌川国芳の代表作《相馬の古内裏》を筆頭に、歌川国貞や月岡芳年といった浮世絵師が手がけた作品約170点を紹介する。
「浮世絵お化け屋敷」
会期:2024年8月3日(土)〜9月29日(日) 前後期で全点展示替え
会場:太田記念美術館 (東京都渋谷区神宮前1-10-10)
東京都現代美術館で開催される企画展「開発好明 ARTIS LIVE—ひとり民主主義へようこそ」は、東京都内の美術館では初となる、現代アーティスト・開発好明の個展。日常生活や社会現象といった身の回りの出来事への関心を起点として、コミュニケーションを内包し、誘発する表現活動を展開してきた開発による、約50点の作品やプロジェクトを紹介する。
「開発好明 ARTIS LIVE—ひとり民主主義へようこそ」
会期:2024年8月3日(土)〜11月10日(日)
会場:東京都現代美術館 (東京都江東区三好4-1-1)
東京・六本木の国立新美術館で開催される展覧会「田名網敬一 記憶の冒険」は、アートディレクターやグラフィックデザイナー、映像作家など、ジャンルを横断して活動してきたアーティスト・田名網敬一の初となる大規模回顧展。日本最初期のポップアートなど、日本の戦後文化史と密接に結びついた作品から、未発表の新作、関連するインスタレーションまで、多彩な活動を紹介する。
「田名網敬一 記憶の冒険」
会期:2024年8月7日(水)~11月11日(月)
会場:国立新美術館 (東京都港区六本木7-22-2)
六本木の泉屋博古館東京で開催される特別展「昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界」は、昭和時代にモザイク作品で人気を集めた作家・板谷梅樹の展覧会。現存する最大のモザイク壁画《三井用水取入所風景》をはじめ、梅樹によるモザイク画や装飾品などを紹介する。
「昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界」
会期:2024年8月31日(土)〜9月29日(日)
会場:泉屋博古館東京 (東京都港区六本木1-5-1)
東京・六本木のサントリー美術館で開催される展覧会「没後300年記念 英一蝶 —風流才子、浮き世を写す—」は、江戸時代前期の絵師・英一蝶の回顧展。重要文化財《布晒舞図》をはじめとする代表作を一堂に集め、その画業と人物像を紹介する。
「没後300年記念 英一蝶 —風流才子、浮き世を写す—」
会期:2024年9月18日(水)~11月10日(日)
会場:サントリー美術館 (東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F)
東京都美術館で開催される特別展「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」は、奄美大島の花鳥や風土を描いた日本画家・田中一村の大回顧展。《アダンの海辺》や《奄美の海に蘇鐵とアダン》など、幼少期から最晩年にいたる作品200点超が一堂に会する。
「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」
会期:2024年9月19日(木)〜12月1日(日)
会場:東京都美術館 (東京都台東区上野公園8-36)
東京・六本木の森美術館で開催される展覧会「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」は、自身の家族との関係に基づく制作を行った20世紀のアーティスト、ルイーズ・ブルジョワを紹介する、日本では27年ぶり、国内最大規模となる個展。出品作品は約100点にのぼり、そのうち約半数が日本初公開の作品となる。
「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」
会期:2024年9月25日(水)~2025年1月19日(日)
会場:森美術館 (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F)
東京・上野の国立西洋美術館で開催される企画展「モネ 睡蓮のとき」は、印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネの連作「睡蓮」に着目する展覧会。パリのマルモッタン・モネ美術館が所蔵する約50点に加えて、国立西洋美術館の松方コレクションをはじめとする日本国内所蔵作品などを一堂に集めて紹介する。
「モネ 睡蓮のとき」
会期:2024年10月5日(土)~2025年2月11日(火・祝)
会場:国立西洋美術館 (東京都台東区上野公園7-7)
東京国立博物館で開催される特別展「はにわ」は、同館で約50年となる埴輪の展覧会。埴輪の最高傑作《埴輪 挂甲の武人》をはじめとする国宝18件を含む、約120件の至宝を全国各地から集めて紹介する。
挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」
会期:2024年10月16日(水)~12月8日(日)
会場:東京国立博物館 平成館 (東京都台東区上野公園13-9)
東京・上野の国立科学博物館で開催される特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」は、同館では初となる鳥類をテーマとした展覧会。ゲノム解析による研究で明らかになった最新の系統分類をもとに、鳥類特有の体の構造や生態、多種多様な進化を紹介する。
「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」
会期:2024年11月2日(土)〜2025年2月24日(月・振)
場所:国立科学博物館 (東京都台東区上野公園7-20)
東京・丸の内の三菱一号館美術館が、2024年11月に再開館。これにあわせて開催される展覧会「再開館記念 『不在』—ソフィ・カルとトゥールーズ=ロートレック」では、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの版画作品を紹介するとともに、フランスを代表する現代アーティスト、ソフィ・カルの新作を世界初公開する。
「再開館記念 『不在』—ソフィ・カルとトゥールーズ=ロートレック」
会期:2024年11月23日(土)〜2025年1月26日(日)
会場:三菱一号館美術館 (東京都千代田区丸の内2-6-2)