東京の板橋区立美術館で開催される展覧会「レオ・レオーニと仲間たち」では、絵本『スイミー』や『フレデリック』などで知られるレオ・レオーニを紹介。絵本原画、絵画や彫刻などを展示するほか、影響関係にあったアーティストにも光をあて、20世紀の文化の流れのなかからレオーニを紹介する。
「レオ・レオーニと仲間たち」
会期:2024年11月9日(土)〜2025年1月13日(月・祝)
会場:板橋区立美術館 (東京都板橋区赤塚5-34-27)
東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で開催される特別展「平安文学、いとをかし—国宝『源氏物語関屋澪標図屏風』と王朝美のあゆみ」は、平安文学を題材とした絵画や書の名品などを紹介する展覧会。俵屋宗達の傑作である国宝《源氏物語関屋澪標図屏風》など、国宝3件、重要文化財5件をはじめとする作品を展示する。
「平安文学、いとをかし—国宝『源氏物語関屋澪標図屏風』と王朝美のあゆみ」
会期:2024年11月16日(土)〜2025年1月13日(月・祝)
会場:静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) (東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館 1F)
東京の八王子市夢美術館で開催される特別展「小杉放菴展 小杉放菴記念日光美術館の所蔵作品を中心に」は、栃木・日光出身の画家、小杉放菴の展覧会。放菴の日本画家としての側面に着目し、日本画作品を軸に、日光の社寺や風景を描いた水彩画を公開する。
「小杉放菴展 小杉放菴記念日光美術館の所蔵作品を中心に」
会期:2024年11月16日(土)〜2025年1月26日(日)
会場:八王子市夢美術館 (東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子 2F)
東京・虎ノ門の大倉集古館で開催される特別展「志村ふくみ100歳記念—《秋霞》から《野の果て》まで—」は、染織家・志村ふくみの回顧展。志村が染織の道を歩む契機となった《秋霞》から、100歳を目前にして若き日を回想した《野の果てII》まで、約70年にわたる創作の軌跡を紹介する。
「志村ふくみ100歳記念—《秋霞》から《野の果て》まで—」
会期:2024年11月21日(木)~2025年1月19日(日)
会場:大倉集古館 (東京都港区虎ノ門2-10-3 オークラ東京前)
東京・日本橋の三井記念美術館では、展覧会「唐(から)ごのみ —国宝 雪松図と中国の書画—」を開催。国宝である円山応挙筆《雪松図屏風》のほか、三井家で歴代にわたり珍重された中国の絵画や書、それらに倣って日本で描かれた作品を展示する。
「唐(から)ごのみ —国宝 雪松図と中国の書画—」
会期:2024年11月23日(土・祝)〜2025年1月19日(日)
会場:三井記念美術館 (東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館 7F)
東京・丸の内の三菱一号館美術館が、2024年11月に再開館。これにあわせて開催される展覧会「再開館記念 『不在』—トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」では、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの版画作品を紹介するとともに、フランスを代表する現代アーティスト、ソフィ・カルの新作を世界初公開する。
「再開館記念 『不在』—トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」
会期:2024年11月23日(土)〜2025年1月26日(日)
会場:三菱一号館美術館 (東京都千代田区丸の内2-6-2)
東京・上野の国立科学博物館で開催される企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」は、貝類の多様性と人類との関わりを紹介する展覧会。装飾品などの素材として利用されるほか、遊びなどの文化や神事にも関わってきた貝類と人類の関係性に光をあてるほか、貝殻の多様性にも着目する。
「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」
会期:2024年11月26日(火)~2025年3月2日(日)
会場:国立科学博物館 (東京都台東区上野公園7-20)
東京・六本木のサントリー美術館で開催される展覧会「儒教のかたち こころの鑑——日本美術に見る儒教——」では、儒教の展開とともに育まれた、日本の美術・工芸作品を紹介。重要文化財である狩野探幽《名古屋城本丸御殿上洛殿襖絵 帝鑑図》をはじめ、当時の人々が求めた心の模範が表された作品を目にすることができる。
「儒教のかたち こころの鑑——日本美術に見る儒教——」
会期:2024年11月27日(水)〜2025年1月26日(日)
会場:サントリー美術館 (東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F)
東京の渋谷区立松濤美術館で開催される展覧会「須田悦弘」では、草花をモチーフに、精緻な木彫作品を手がけてきた須田悦弘を紹介。初期作品からドローイング、古美術品の欠損部分を木彫で補う補作の作品、そして本展のための新作まで、須田の作品を紹介する。
「須田悦弘」
会期:2024年11月30日(土)〜2025年2月2日(日)
会場:渋谷区立松濤美術館 (東京都渋谷区松濤2-14-14)
東京の世田谷美術館で開催される企画展「東急 暮らしと街の文化——100年の時を拓く」は、100年を超える東急の足跡を紹介する展覧会。東急各線にまつわる鉄道関係資料やバス事業関係資料、郊外住宅地開発に関連する歴史史料や模型、パンフレットなどを展示するほか、写真家・石川直樹や日本画家・堀江栞など、東急沿線に住んだ美術家の仕事にも光をあてる。
「東急 暮らしと街の文化——100年の時を拓く」
会期:2024年11月30日(土)〜2025年2月2日(日)
会場:世田谷美術館 (東京都世田谷区砧公園1-2)
東京都庭園美術館で開催される展覧会「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」では、アール・デコ建築を舞台に、彫刻家の青木野枝とガラス作家の三嶋りつ惠を紹介。青木と三嶋が本展のために作品を準備し、館内の各所に配置することで、アール・デコの空間に新たな視点から光をあててゆく。
「そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠」
会期:2024年11月30日(土)〜2025年2月16日(日)
会場:東京都庭園美術館 (東京都港区白金台5-21-9)
東京の文化学園服飾博物館で開催される展覧会「あつまれ! どうぶつの模様」は、世界各地の衣服に表された動物の模様に着目。動物をモチーフとした模様から、それぞれの民族がどのように動物を捉えてきたのかをひもといてゆく。
「あつまれ! どうぶつの模様」
会期:2024年12月5日(木)~2025年3月5日(水)
会場:文化学園服飾博物館 (東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1F)
東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される展覧会「映画監督 アンジェイ・ワイダ」は、ポーランドを代表する映画監督アンジェイ・ワイダの大規模回顧展。貴重な資料を一堂に集めるほか、ワイダと日本の関係に着目する内容を加え、約190点の展示品を通してワイダの作家像と作品世界を紹介する。
「映画監督 アンジェイ・ワイダ」
会期:2024年12月10日(火)〜2025年3月23日(日)
会場:国立映画アーカイブ (東京都中央区京橋3-7-6)
東京の半蔵門ミュージアムでは、特集展示「平山郁夫《想一想》と昭和期の日本画家たち」を開催。平山郁夫の名作《想一想》に加えて、横山大観や鏑木清方、川合玉堂、堂本印象など、主に昭和時代に活躍した日本画家による作品を展示する。
「平山郁夫《想一想》と昭和期の日本画家たち」
会期:2024年12月11日(水)〜2025年3月30日(日)
会場:半蔵門ミュージアム (東京都千代田区一番町25)
東京の山種美術館で開催される特別展「HAPPYな日本美術 —伊藤若冲から横山大観、川端龍子へ—」は、長寿や子宝、富、繁栄など、人々の願いが込められた日本美術作品を紹介する展覧会。古墳時代の埴輪から、伊藤若冲といった江戸時代の絵画、近代・現代の作品まで、幅広い作品を目にすることができる。
「HAPPYな日本美術 —伊藤若冲から横山大観、川端龍子へ—」
会期:2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・振)
会場:山種美術館 (東京都渋谷区広尾3-12-36)
東京の府中市美術館で開催される企画展「小西真奈 Wherever」は、風景画の可能性を拡張する日本の画家、小西真奈の展覧会。美術館で初の大規模個展となる本展では、2000年代における選りすぐりの代表作に加えて、近作や新作を一堂に集め、約100点の作品を紹介する。
「小西真奈 Wherever」
会期:2024年12月14日(土)〜2025年2月24日(月・振)
会場:府中市美術館 (東京都府中市浅間町1-3(都立府中の森公園内))
東京・新宿のNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で開催される企画展「evala 現われる場 消滅する像」は、サウンド・アーティストのevala(エヴァラ)の集大成となる展覧会。原点ともいえる作品《大きな耳をもったキツネ》を筆頭に、そこから発展した作品、ICCの広々とした展示スペースを全室使用した大型インスタレーションなどを紹介する。
「evala 現われる場 消滅する像」
会期:2024年12月14日(土)〜2025年3月9日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター (東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 4F)