特別展「古代メキシコ ─マヤ、アステカ、テオティワカン」が、大阪の国立国際美術館にて、2024年2月6日(火)から5月6日(月・振)まで開催される。東京国立博物館などでも開催された巡回展だ。
メキシコでは、紀元前15世紀から16世紀のスペイン侵攻まで、3,000年以上にわたって古代文明が栄えた。特別展「古代メキシコ ─マヤ、アステカ、テオティワカン」は、そのうち「マヤ」、「アステカ」、「テオティワカン」という3つの代表的な文明に焦点を合わせ、約140件の出土品を紹介する展覧会だ。
マヤ文明は、都市間の交易や交流、時には戦争を通じて広大なネットワーク社会を形成し、暦や文字といった高度な知識を有する王や貴族に王朝文化を発展させた。また、メキシコ中央部に築かれたアステカ文明は、湖上の首都テノチティトランに大神殿「テンプロ・マヨール」を建設している。さらに、テオティワカン文明は、「太陽」「月」「羽毛の蛇」の三大ピラミッドに象徴される、巨大な計画都市を築き上げた。
本展では、マヤ文明の傑作「赤の女王のマスク」をはじめ、古代メキシコの至宝を一堂に集めて公開。厳しい自然環境のなか、神を信仰し、時に畏怖しながら生みだされた、独自の世界観と造形にふれることができる。
特別展「古代メキシコ ─マヤ、アステカ、テオティワカン」
会期:2024年2月6日(火)〜5月6日(月・振)
会場:国立国際美術館
住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55
開館時間:10:00〜17:00(金・土曜日は20:00まで)
※入場はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(2月12日(月・振)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館)、2月13日(火)
観覧料:一般 2,100円(1,900円)、大学生 1,300円(1,100円)、高校生 900円(700円)、中学生以下 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、2023年12月11日(月)から2024年2月5日(月)まで販売
※高校・大学生は証明できるものを要提示
※心身障がい者および付添者1名は無料(要証明)
※本料金で同時開催のコレクション展も観覧可
【問い合わせ先】
国立国際美術館
TEL:06-6447-4680