映画『パスト ライブス/再会』が、2024年4月5日(金)よりTOHO シネマズ 日比谷ほかにて全国公開される。
映画『パスト ライブス/再会』は、移住によって離れ離れになった幼なじみの2人が、時を経て36歳の夏にニューヨークで再会する7日間を描く、大人のラブストーリー。24年間すれ違った2人の恋の行方を映し出す。
12歳の時にソウルで離れることになった2人は、24歳の時にオンラインでつながり、36歳になって再び巡りあうことに。「運命」という意味で使う韓国の言葉「縁—イニョン—」をキーワードに、人生の選択と繊細な感情、忘れられない恋の記憶を描いていく。ブルックリンブリッジ、地下鉄、ハドソン川といったニューヨークの様々な景色と、エモーショナルな音楽が切ない物語を彩る。
なお、『パスト ライブス/再会』は、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を生み出したA24と『パラサイト 半地下の家族』配給の韓国・CJ ENMが初の共同製作を手掛けた作品。賞レースの幕開けを飾るゴッサム賞で作品賞を受賞したほか、第58回全米映画批評家協会賞で作品賞を受賞。ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)・監督賞・脚本賞をはじめ主要5部門へノミネート、加えて、第96回アカデミー賞では、作品賞・脚本賞にノミネートされた。
主演は、Netflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール」へ出演し、『スパイダーマン:スパイダーバース』の声優も務めたグレタ・リー。幼なじみのヘソン役は「その恋、断固お断りします」に出演のユ・テオが演じる他、『キャロル』『ファースト・カウ』のジョン・マガロもキャストに名を連ねている。
主人公・ノラ…グレタ・リー
12歳の時にソウルを去り、海外移住したことでヘソンと離れ離れに。24歳の時にオンラインでヘソンとつながるもすれ違ってしまい、36歳になった今は、作家のアーサーと結婚している。
ノラを演じるにあたり、グレタにインスピレーションを与えたのはビリー・アイリッシュの楽曲「My Future」だという。現場で「My Future」を聴き、撮影に挑んでいたそうだ。
ヘソン…ユ・テオ
ノラの幼なじみ。ノラとお互いに恋心を抱いていたが、ノラの移住により12歳で離れることに。24年の時を経て、ノラが結婚していることを知っていながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪問。ノラに、「もし君がソウルを去らなかったら僕たち付き合ったかな?」「結婚したのかな?」と問いかける。
アーサー…ジョン・マガロ
ノラの夫。結婚して7年、今でもノラと出かける時には手を繋ぎ、お互いに日々の会話も大事にしている。ノラを訪ねてきたヘソンに対する複雑な気持ちを率直に吐露しつつも、2人の関係性を尊重し見守る。
監督を務めるのは、セリーヌ・ソン。『パスト ライブス/再会』が長編映画監督デビュー作となる。セリーヌ・ソン自身が12歳の時に家族と共にカナダへ移住した原体験を元に、映画『パスト ライブス/再会』のオリジナル脚本を執筆した。
第96回アカデミー賞では、作品賞、脚本賞の主要2部門にノミネート。またアカデミー賞前哨戦となる第81回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞、非英語作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞の5部門へノミネートされたほか、223の映画賞へノミネート、76受賞と賞レースを席巻している。
ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソン。ふたりはお互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後、24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいたふたりは、オンラインで再会を果たすが、お互いを想いながらもすれ違ってしまう。そしてその12年後、36歳になったヘソンはノラの結婚を知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れる。
【詳細】
映画『パスト ライブス/再会』
公開日:2024年4月5日(金)
監督・脚本:セリーヌ・ソン
出演:グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ
原題:Past Lives
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