企画展「大名のくらし—『表』と『奥』—」が、東京の共立女子大学博物館にて、2024年6月22日(土)まで開催される。
企画展「大名のくらし—『表』と『奥』—」は、江戸時代における武家男性と武家女性の服飾を中心に紹介する展覧会だ。
封建制度が確立された江戸時代、公的な場は「表」、私的な場は「奥」と呼ばれ、男性は「表」の世界に、女性は「奥」の世界に属すものとされた。こうしたなか、男性の衣服や身の回りの品々は、その身分にふさわしいものが厳格に求められる一方、女性の装いには、男性に比べて自由な選択が許されていた。とはいえ、武家女性は、町人女性とは異なる様式を好んで用いている。
本展では、それぞれ「表」と「奥」に属すとされた武家男性と武家女性の服飾を軸に紹介。《白麻地流水風景模様帷子》といった着物に加えて、武家男性の表道具とされた甲冑や刀剣、武家女性が生活で使用した調度類なども展示する。
企画展「大名のくらし—『表』と『奥』—」
会期:2024年4月22日(月)~6月22日(土)
会場:共立女子大学博物館
住所:東京都千代田区一ツ橋2-6-1 共立女子学園 2号館 B1F
開館時間:平日 10:00~17:00 / 土曜日 10:00~13:00
休館日:日曜日、祝日、6月4日(火)
入館料:無料
※見学時は、2号館1階受付に申し出のこと
【問い合わせ先】
共立女子大学博物館
TEL:03-3237-2665