企画展「滑稽にして洒脱—狂言装束の魅力—」が、東京の共立女子大学博物館にて、2024年9月30日(月)から11月30日(土)まで開催される。
企画展「滑稽にして洒脱—狂言装束の魅力—」は、狂言に使われる面や装束を紹介する展覧会だ。
狂言とは、能の合間に行われる芸能であり、主に下級武士や庶民の日常的な出来事を軽妙に描きだすものである。このように、能と目指す表現が異なる狂言は、装束にも違いが現れている。唐織や金襴、縫い取り織など、織りによって文様を表す紋織物で仕立てられることが多い能装束に対して、狂言装束では、麻や平絹といった織物に、模様を染めで平面的に施すのだ。
本展では、表情豊かな狂言面に加えて、《茶麻地鳴子模様肩衣》や《浅葱麻地丸紋散らし模様半袴》とといった狂言装束を初めて展示する。
企画展「滑稽にして洒脱—狂言装束の魅力—」
会期:2024年9月30日(月)~11月30日(土)
会場:共立女子大学博物館
住所:東京都千代田区一ツ橋2-6-1 共立女子学園 2号館 B1F
開館時間:平日 10:00~17:00 / 土曜日 10:00~13:00
休館日:日曜日、祝日、10月11日(金)・14日(月・振)
※10月13日(日)、11月4日(月・振)は17:00まで開館
入館料:無料
※見学時は、2号館1階受付に申し出のこと
【問い合わせ先】
共立女子大学博物館
TEL:03-3237-2665