展示企画「博物館でアジアの旅 アジアのおしゃれ」が、東京国立博物館にて、2024年10月1日(火)から11月10日(日)まで開催される。
アジアの美術・工芸・考古遺物を展示する「東洋館」を会場に、毎年異なったテーマで展示を行う「博物館でアジアの旅」。11年目を迎える2024年は、「アジアのおしゃれ」をテーマに、アジア各地の衣装や装飾品、絵画、工芸などを紹介する。
衣装や装飾品ではたとえば、インドのマハラジャ(藩主)が着用したコートを展示。艶やかなシルクのベルベットに、真珠、ルビー、エメラルドといった宝石と金属のモール糸を留めつけ、豪華な1着に仕上げている。また、朝鮮の女性が婚礼の際に着用した上衣や、めのう製の勾玉をあしらった頸飾(くびかざり)などを目にすることができる。
また、絵画や仏像、工芸品も、装いに着目しつつ紹介。装飾品を身に付けたムガル帝国第6代君主・アウラングゼーブの絵画や、東西交易で繁栄した唐時代の華やぎを伝えるかのような三彩の女性像などを展示する。
博物館でアジアの旅 アジアのおしゃれ
会期:2024年10月1日(火)~11月10日(日)
会場:東京国立博物館 東洋館
住所:東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30~17:00
※金・土曜日は20:00閉館
※10月25日(金)・26日(土)は19:00閉館
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
観覧料:一般 1,000円、大学生 500円
※総合文化展観覧料で観覧可
※高校生以下・満18歳未満、満70歳以上、障がい者および介護者1名は無料(入館時に年齢のわかるもの、障がい者手帳などを要提示)
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)