歌川国芳 《民谷伊右衛門 市川海老蔵・お岩亡霊 尾上菊五郎》天保7年(1836) 8/18-9/13(後期)展示
「うらめしや~、冥途のみやげ展」が、東京藝術大学大学美術館で開催。期間は、2015年7月22日(水)から9月13日(日)まで。
怪談を得意とした、明治時代の噺家・三遊亭圓朝のコレクションを中心に、国内有数の幽霊画が全点公開。思わず目を背けたくなるようなおどろおどろしい作品から、目の離せない美しさを持つ作品までが揃う。
妖怪や化物とは違い、もともとは生きた人間である幽霊。その出現の背景には、死んでも死にきれないほどの怨み、つまり怨念や心残り、あわれといった人間の底知れる感情が潜んでいる。本展では、歌川国芳や葛飾北斎の浮世絵、月岡芳年の錦絵、河鍋暁斎の近代日本画などの作品を通して、日本美術史における“うらみ”の表現をたどる。
左) 《般若》江戸時代(18世紀)、国立能楽堂 7/22-8/16(前期)展示
右) 歌川国芳 《浅倉当吾亡霊》嘉永4年(1851)、大判錦絵 7/22-8/16(前期)展示
会場に並んだ作品は、圓朝の怪談噺である「怪談牡丹燈籠」や「怪談乳房榎」、「四谷怪談」、「番町皿屋敷」、「東山桜荘子」といった幽霊や亡霊が登場する物語を題材としている。展覧会に興味があるが、少し怖いなと思う人へ向けて、厄除け付きの特別前売りチケットが登場。4月16日(木)から5月15日(金)までの期間限定発売なので、ぜひチェックしてみて。
【展覧会詳細】
うらめしや~、冥途のみやげ展
開催期間:2015年7月22日(水)~9月13日(日)
※前期:2015年7月22日(水)~8月16日(日)、後期:8月18日(火)~9月13日(日)
時間:10:00~17:00 ※入館は、16:30まで。
※8月11日(火)、21日(金)のみ、19:00まで開館。
休館日:月曜日
会場:東京藝術大学大学美術館
住所:東京都台東区上野公園12-8
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料:一般 1,100円(900円)、高校・大学生 700円(600円)
※()内は前売り価格・団体(20名以上)価格。
※ペアチケット(2枚1組) は、当日2,000円、前売り1,600円。
※中学生以下無料。
※障がい者手帳の持つ者、およびその介助者1名は無料。
<前売・特別チケット>
・オリジナル厄除け護符付きチケット 1,500円(税込)
・オリジナル厄除けお守り付きチケット 1,500円(税込)
販売期間:2015年4月16日(木)~5月15日(金)
取扱店舗:イープラス、ファミリーマート
※各300枚限定