ディズニー・アニメーションに関するコンセプトアートやオリジナルの原画などのアーカイブの数々を所蔵し、アニメーションの制作を裏側から支える施設「アニメーション・リサーチ・ライブラリー」。ディズニーが生み出してきた数々の“魔法=アニメーション”のレシピともいえる貴重な資料の数々が揃うここは、まさに現代の“魔法図書館”だ。
今回ファッションプレスは、関係者以外の立ち入りが禁止されているこの「アニメーション・リサーチ・ライブラリー」を訪問。実際に所蔵されている作品とともに、館内の様子をレポートしたいと思う。
「アニメーション・リサーチ・ライブラリー」(以下ARL)とは、原画からコンセプトアート、立体オブジェまで、これまでのディズニー・アニメーションに関連するあらゆる資料を所蔵している施設。その総数はなんと6,500万点以上で、関係者は全てのアートワークを直に観覧出来るほか、その一部はデジタル化されており、データベース上で参照することも出来る。