映画『女と男の観覧車』が、2018年6月23日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほかで全国公開される。
監督は、『さよなら、さよならハリウッド』『ブルージャスミン』の名匠ウディ・アレン。『ミッドナイト・イン・パリ』では、1920年代黄金時代のパリへ、『カフェ・ソサエティ』では、1930年代のハリウッドへと観客をタイムトリップさせた。『女と男の観覧車』では、遊園地のシンボル的存在の観覧車“ワンダーホイール”を背景に、女と男の恋と欲望、嘘と裏切りを美しい映像で描き、1950年代のアメリカへと誘う。
名匠ウディ・アレンとタッグを組み、主人公・ジニーを務めるのは、『タイタニック』をはじめ、アカデミー賞主演女優賞に輝いた『愛を読むひと』など数々の名作映画に出演するケイト・ウィンスレット。遊園地のレストランで働きながら平凡な毎日に失望する、不倫妻を見事に演じきる。
女心を翻弄するジニーの恋人ミッキーは、ミュージシャンとしてはもちろん、『ソーシャル・ネットワーク』に出演し、俳優としても活躍するジャスティン・ティンバーレイク。ジニーに振り回される夫のハンプティは、脚本家、ミュージシャンの顔を持つジム・ベルーシ。ハンプティの娘キャロライナは、『マレフィセント』のジュノー・テンプルが演じる。
また、撮影監督は、『地獄の黙示録』などで3度のアカデミー賞を受賞したヴィットリオ・ストラーロが務め、明るい日常に潜む危険を、コントラストを効かせて美しく表現した。
時は1950年代、主人公のジニー(ケイト・ウィンスレット)は、元女優で、今はコニーアイランドの遊園地にあるレストランで、ウェイトレスとして働いている。再婚同士で結ばれた、回転木馬の操縦係を務める夫のハンプティ(ジム・ベルーシ)、そして自身の連れ子と観覧車の見える部屋で暮らしている。実は彼女は夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをしているミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と付き合っていた。平凡な毎日に失望していたジニーは、脚本家を目指すミッキーとの未来に夢を見ていた。だが、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)が現れたことから、すべてが狂い始める。
【作品詳細】
『女と男の観覧車』
公開日:2018年6月23日(土)
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ケイト・ウィンスレット、ジャスティン・ティンバーレイク、ジュノー・テンプル、ジム・ベルーシ
原題:WONDER WHEEL
配給:ロングライド
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