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映画『運命は踊る』サミュエル・マオズ監督、イスラエルの戦役を通し運命の不条理さ描く

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イスラエルの映画監督、サミュエル・マオズの最新作『運命は踊る』(原題:FOXTROT)が、2018年9月29日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国の劇場にて順次公開される。

デビュー作『レバノン』で金獅子賞、サミュエル・マオズ監督の長編2作目

『運命は踊る』場面カット|写真2

監督自身も兵士として参加した1982年のレバノン戦争を舞台に、極限状態の4人の兵士を通して戦争の恐怖を描いた『レバノン』で、2009年の第66回ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞を獲得したサミュエル・マオズによる最新作。本作においては、第74回ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ、イスラエル・アカデミー賞2017で最多の8部門を受賞している。

『レバノン』に続く長編2作目となる本作でも、自身の体験をベースにした物語を作り上げたマオズ。戦争のために前線に赴いている息子と、その帰りを故郷イスラエルのアパートで待つ両親の3人の視点から、運命の不条理さと人生のやるせなさを緻密に描き出した。

あらすじ

『運命は踊る』場面カット|写真1

イスラエル・テルアビブのアパートに暮らすミハエルとダフナ夫妻のもとに、息子ヨナタンの戦死を知らせるため、軍の役人がやって来る。ショックのあまり気を失うダフナと、平静を装いながらも役人の対応にいらだちをおぼえるミハエル。そんな中、戦死の報が誤りだったと分かる。安堵するダフナとは対照的に、ミハエルは怒りをぶちまけ、息子を呼び戻すよう要求する。

その一方でヨナタンは、戦場でありながらどこか間延びした時間を、ラクダが通る検問所で過ごしている。ある日、若者たちが乗った車が来訪。いつも通りの簡単な取り調べを行うはずだったが…。遠く離れたふたつの場所で、家族3人の運命が、“フォックストロット=社交ダンスの1つ”のステップのように交錯する。

作品情報

映画『運命は踊る』
公開日:2018年9月29日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本:サミュエル・マオズ
出演:リオール・アシュケナージー、サラ・アドラー(『アワーミュージック』)、ヨナタン・シライ
原題:FOXTROT

© Pola Pandora - Spiro Films - A.S.A.P. Films - Knm - Arte France Cinéma - 2017

Photos(2枚)

『運命は踊る』場面カット|写真1 『運命は踊る』場面カット|写真2

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