特別展「ゆかた 浴衣 YUKATA―すずしさのデザイン、いまむかし」が、2019年5月28日(火)から7月7日(日)まで、東京・六本木の泉屋博古館分館にて開催される。
《白紅梅織地朝顔麻葉模様浴衣》 昭和時代 20世紀前半 東京都江戸東京博物館[後期展示]
特別展「ゆかた 浴衣 YUKATA―すずしさのデザイン、いまむかし」では、江戸時代のゆかたから、鏑木清方など近代の画家がデザインしたゆかたまで、様々なゆかたを紹介。中には、重要無形文化財保持者である昭和の人間国宝のゆかたなど、貴重な品も登場する。
《白麻地紅葉筏模様浴衣》江戸時代 18世紀前半 個人蔵[前期展示]
元々、江戸時代に入浴後のくつろぎ着として着用されていたゆかたは、徐々に夏の気軽な外出着として定着。麻から木綿へと素材が変化する中で、「型染」や「絞り」といった染めの技法が発達し、ゆかた独自の「いき」な図案が誕生した。
三代歌川豊国(国貞)《四条河原夕涼之図》 江戸時代 嘉永2年(1849) 錦絵 大判三枚続 個人蔵 [通期展示]
場内には、ゆかたの他、染めに使われる型紙や、当時の風俗を描く浮世絵も展示。素朴ながら繊細な美しさを兼ね備えたゆかたの魅力を、デザイン性と遊びの要素から紐解いていく。
【詳細】
特別展「ゆかた 浴衣 YUKATA―すずしさのデザイン、いまむかし」
会期:2019年5月28日(火)~7月7日(日)
前期:5月28日(火)~6月16日(日) 後期:6月18日(火)~7月7日(日)
※前期・後期で大幅な展示替えあり。
場所:泉屋博古館分館
住所:東京都港区六本木1-5-1
休館日:月曜日
入館料:一般 1,000(800)円、高大生800(640)円、中学生以下無料
※20名以上の団体はカッコ内の割引料金
※障がい者手帳持参者、および付添人1名まで無料
※リピート割:本展会期中2回目観覧時に本展半券を持参すると1名1回限り半額料金で観覧可能(一般 500円、大高生 400円)。他の割引との併用不可。
※きもの割:きもので来館すると100円割引(他の割引との併用不可)。
出品数:約150件