展覧会「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか」が、2019年11月19日(火)から森美術館で開催。
当初、2020年3月29日(日)までの開催を予定していたが、森美術館は2月29日(土)から臨時休館のため、休館期間中に展覧会終了。
「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか」は、最先端のテクノロジーにより大きく変化し得る人間の近未来について考察する展覧会。
AIやロボット技術によって労働から解放され自由を謳歌する未来、人間がテクノロジーに支配される未来...様々な未来像が提唱される今、どのような未来を作るべきか来場者が考えられるような展示内容を用意する。
本展では、AIやAR、バイオ技術、ロボット工学など最先端のテクノロジーから影響を受けた様々なジャンルのアートを横断的に展開。現代美術をはじめ、都市論や建築、デザインやプロダクト・イノベーション、バイオアートから映画、漫画まで異色の展示物で会場を構成する。
展示物は、5つのセクションに分別。“都市の新たな可能性”、“ネオ・メタボリズム建築へ”“ライフスタイルとデザインの革新”、“身体と拡張の倫理”、“変容する社会と人間”とそれぞれのセクションごとにテーマを設定している。
例えば、2025年の開催権を獲得した大阪・関西万博の大型模型「2025年大阪・関西万博誘致計画案」では、透明スクリーンを使用した最新のオープン型AR体験を楽しめる。
また、会場には近未来の生活をイメージしたコーナーを設け、衣服や家具、照明や食物など衣食住に関する作品やプロダクトを展示。さらに、バイオ技術を使い、アートの主題や表現をさらなる拡張を試みるアーティストの作品を集めた“バイオ・アトリエ”も登場し、ゴッホの親族のDNAを合成し、ゴッホが自ら切り落としたとされる左耳を再現した作品などを公開する。
なお、本展のタイトルは、IBMが開発したAI「IBM Watson」とのコラボレーションによって決定したもの。AIによって生成された15,000を超える候補から本タイトルを選んでいる。
【詳細】
未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか会期:2019年11月19日(火)~2020年3月29日(日)
※2020年2月29日(土)~臨時休館。そのため、休館中に展覧期間終了。
<チケット払い戻しに関して>
※森美術館のチケットは販売元に問い合わせ。
時間:10:00~22:00(火曜日のみ17:00まで)
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木森タワー53階
入館料:一般 1,800円、学生(高校・大学生) 1,200円、子供(4歳~中学生) 600円、シニア(65歳以上) 1,500円
※チケット料金は税込み。
※本展チケットで展望台「東京シティビュー」にも入館可(スカイデッキを除く)。
【問い合わせ先】
森美術館
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)