現代美術界の巨匠、ゲルハルト・リヒターをモデルにしたドラマ作品。激動の時代のドイツを舞台に、“筆”1本で苦悩や悲しみを希望と喜びに変えていった若き美術家の半生を描く。
公開日:2020年10月2日(金)
クリント・イーストウッド監督作。1996年のアトランタ・オリンピックで起こった爆破テロ事件の真相に迫るドラマを描く。テロから多くの人命を救った1人の警備員リチャード・ジュエルが、ヒーローから一転“容疑者”へと転落してしまった。姿なき誹謗中傷が蔓延する現代社会に潜む“悪”の正体とは―?
公開日:2020年1月17日(金)
天才子役として活躍する主人公オーティスが、マネージャーを務めるトラブルメーカーの父親とぶつかり合いながらも、周りの人々との出会いを経て成長していく人間ドラマ。『ワンダー 君は太陽』『クワイエット・プレイス』シリーズに出演した天才子役ノア・ジュプが主役を務める。
公開日:2020年8月7日(金)
グザヴィエ・ドラン監督初となる全編英語作品。1人の少年との“秘密の文通”から明かされる、切なくも衝撃的なスターの“死”の真相を描く。ナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンら、豪華俳優勢が出演。
公開日:2020年3月13日(金)
オークションハウスで老人が出会った“幻の絵画”を通して、すれ違う家族の秘めた想いを描きだすドラマ作品。アカデミー賞外国語映画賞に過去複数回ノミネートされているフィンランドのクラウス・ハロ監督がメガホンを握る。
公開日:2020年2月28日(金)
刑務所出のシングルマザーが、カントリー歌手を目指す希望溢れる感動作。夢や現実、家族の狭間でもがきながら、彼女は自分の夢を叶えることができるのか?『ジュディ 虹の彼方に』にも出演した新人俳優 ジェシー・バックリーが、圧倒的な歌唱力で、夢を追う主人公を演じる。
公開日:2020年6月26日(金)
ポルトガルの鬼才 ペドロ・コスタが“移民労働者の日常”を映し出したドラマ作品。彼の手掛けた前作『ホース・マネー』(14)に登場したキャラクター“ヴィタリナ”を主人公に、夫を亡くした妻の視点から、移民労働者たちの現実を描きだしていく。
公開時期:2020年夏
物語時代はフィクションだが、監督を務めたペドロ・アルモドバルの自伝的なエッセンスを込められたドラマ作品。引退同然の生活を送る世界的映画監督が、自分の過去作品の上映依頼を受けたことをきっかけに、これまで塞いでいた過去の記憶がよみがえってくるー。
公開日:2020年6月19日(金)
ソフィア・コッポラ×A24が初めてタッグを組んだドラマ作品。スパイをしながらニューヨークの街を冒険する、父と娘の姿を描く。父と娘の衝突や現代家族のおかしなつながりと、ソフィア・コッポラのニューヨークへの溢れる想いをブレンドした一作となる。
公開日:2020年10月2日(金)
『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダ監督が贈る青春音楽ムービー。80年代イギリスの片田舎を舞台に、ブルース・スプリングスティーンの音楽と出会うことで、平凡な少年の人生が変わっていく様を描く。
公開日:2020年7月3日(金)
時は、1980年代前半。西側諸国(資本主義諸国)の文化は禁忌とされていたソ連時代のレニングラーを舞台に、規制の中で“自由”と“音楽”を追い求めた若者達の青春グラフィティを、ミュージカルのような映像で描き出す。作品を彩る、デビッド・ボウイやイギーポップといった、80年代ロックにも注目だ。
公開日:2020年7月24日(金)
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に出演した人気俳優ジョナ・ヒルが初監督を務める作品。90年代のロサンゼルスを舞台に、シングルマザー家庭に育った少年が、スケートボードを通して大切な仲間と出会う姿を描く。ジョナの思い出をもとに作りあげた半自伝的作品でもある。
公開日:2020年9月4日(金)
冒険小説「野性の呼び声」の作者ジャック・ロンドンの自伝的小説を、イタリアを舞台に再解釈した青春文藝ドラマ。若き日のジャック・ロンドンの姿を主人公に重ねながら、理想と現実のはざまで闘い続ける青年の悲劇と成功を映し出す。
公開日:2020年9月18日(金)
第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ受賞作品。“恋と世界タイトル戦”に揺れるボクサーの実話を、モノクロ映像でみずみずしく描き出す。監督は、本作で長編作品のデビューを飾るユホ・クオスマネン。
公開日:2020年1月17日(金)
映画『リトル・ミス・サンシャイン』を手掛けたアルバート・バーガーとロン・イェルザをプロデューサー陣に迎えたロードムービー。施設から脱出したダウン症の青年と、ツキに見放された漁師のタイラー、施設の看護師エレノアが、ひょんなことから共に旅をはじめ、徐々に関係が深まっていく様子を描く。
公開日:2020年2月7日(金)
第89回アカデミー賞でオスカーを獲得した『ムーンライト』の映画制作会社A24による最新作。傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望にみちたストーリーが描かれる。あらゆる映画体験をもたらす音楽にもこだわり、フランク・オーシャンをはじめ、ケンドリック・ラマー、アニマル・コレクティヴ、カニエ・ウェストといったアーティスト達の、今の時代を映す31曲が採用されている。
公開時期:2020年7月10日(金)
第二次大戦中を舞台に、当時のホロコーストの本質に迫る異端の問題作。原作はポーランドで“発売禁止”後、作者も自殺を遂げたいわくつきの書物で、今回は計11年に及ぶ月日を費やし映像化を実現させた。前編モノクロームで描かれる映画は、シリアスな内容ながらも、名画を切り取ったかのような映像美にも注目してほしい。
公開時期:2020年秋