また超巨大インターネット世界<U>を彩るキャラクターたちも一挙紹介。
竜(佐藤健)
突如ベルの前に現れる謎の存在・竜。乱暴で傲慢。<U>の秩序を乱す危険なものとされる。ベルのコンサートを荒らす。『竜とそばかすの姫』のキーとなるキャラクター。
そのほか<U>に住まう個性豊かなキャラクターには、『ズートピア』のニック、『クレヨンしんちゃん』野原ひろし役(2016年8月以降)を務める森川智之をはじめ、 “アラレちゃん”や“コロ助”の声で知られる小山茉美がなど、アニメ界の実力派キャストが声をあてる。
ジャスティン(森川智之)
全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>の中で、正義と秩序を守る自警団・ジャスティンのリーダー。<U>の秩序を乱す竜の正体を暴こうとしている。
イェリネク(津田健次郎)
<U>で盛り上がる「竜の正体探し」の中で、候補にあがる、現代美術アーティスト。
スワン(小山茉美)
「竜の正体探し」で疑惑の人となる、豪邸に住む貴婦人。
ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸(宮野真守)
「竜の正体探し」を盛り上げる Youtuberコンビ。
『竜とそばかすの姫』のテーマソング「U」は、常田大希率いる音楽集団のミレニアム・パレード(millennium parade)が制作。『竜とそばかすの姫』のために書き下ろし、主人公ベル/すずが巨大インターネット仮想世界<U>で歌うオープニングシーンを飾る曲にもなっている。
<U>のコンセプトアートはエリック・ウォンが担当
仮想世界<U>のコンセプトアートは、ロンドン在住の新進気鋭イギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォンが担当。超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田守自らが探し出した。
さらに、『ウルフウォーカー』『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督をはじめとするスタッフも参加。世界的クリエイターが集結し、『竜とそばかすの姫』を作り上げる。
『アナと雪の女王』キャラクターデザイナーが歌姫「ベル」をデザイン
歌姫「ベル」のキャラクターデザインを務めたのは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム。
ジン・キムと細田守は、『未来のミライ』が米国アカデミー賞にノミネートされた頃に、ロサンゼルスで出会い、意気投合。互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現した。
映画の世界を鮮やかに彩った全32曲を収録したオリジナル・サウンドトラックCDも8月18日(水)に発売。インストゥルメンタル曲だけでなく、主人公のベルとして中村佳穂が歌う劇中歌も収録され、“歌姫”を主役にした映画のサウンドトラックCDらしい内容となっている。
映画『竜とそばかすの姫』は、色鮮やかな<U>の世界と極上の“歌”を体感するのにぴったりなIMAXシアターでも上映。高精細な映像と重厚な音響で、没入体験を味わうことができる。
また、T・ジョイ横浜、MOVIX さいたま、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、MOVIX京都、T・ジョイ博多の5か所で、9月10日(金)よりドルビーシネマ上映も実施。最新鋭のHDR映像技術「ドルビービジョン」と立体音響技術「ドルビーアトモス」に、最適化されたシアターデザインを融合することで、究極の“没入”シネマ体験を叶えた。
なお、細田守作品でIMAX・ドルビーシネマ上映が行われるのは初となる。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』と、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。
過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞しており、監督・脚本・原作を手掛けた『未来のミライ』では、第91回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画賞や第76回ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞にノミネートされ、第46回アニー賞で最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞を受賞した。