写真家・荒木経惟の個展「色(エロ)女(リアル)」が2013年5月25日(土)から6月22日(土)まで、タカ・イシイギャラリーで開催される。

タカ・イシイギャラリーでの20回目の個展となる本展では、“エロくてリアル”であることを前提に、荒木経惟が新たにセレクトした作品50点を展示。常に「エロス」と「タナトス」という自身の作品における本質的な要素を追求してきた荒木経惟は、巷に溢れるグラビア写真の安易な表現に対して、“エロ リアル”である写真の重要さを訴える。

荒木経惟は本展について、「雑誌のクラビアなんておもしろくないじゃない？特にデジタルになってからさ。エロがないわけだよ。間違ってるね。だから今、ちゃんと打つんだ。雰囲気とか概念とかじゃなくて、リアルじゃなきゃいけない。写実ってのではなくて、リアルってこと。エロリアルだよ。そのものズバリで言った方が良いんだ。ハダカとか何とかじゃ なく着てても良い感じにエロっていうね。脱ぐ前、縛る前の感じのエロさ。そういう要素が無くちゃダメなんだよ。ただホテルでポンって座ってるだけ、関係ができる前の『エロ在感』って呼んでんだけどね。今は絶対にこれだから。」と語る。

また、同名の写真集「色(エロ)女(リアル)」が2013年5月25日より発売予定。

人間の様々な瞬間を写真で表現し続ける独自の作品世界をお見逃し無く。

【写真展詳細】
荒木経惟「色(エロ)女(リアル)」
会期：2013年5月25日(土)～6月22日(土)
会場：タカ・イシイギャラリー
住所：東京都江東区清澄1-3-2 5階
TEL：03-5646-6050
定休日：日・月・祝祭日