映画祭「EUフィルムデーズ2021」が、京都・京都文化博物館で2021年6月17日(木)から7月4日(日)まで開催される。東京・国立映画アーカイブでも開催予定だ。
「EUフィルムデーズ2021」は、“映画で旅するヨーロッパ”をテーマに、欧州連合(EU)加盟国の映画を一挙に紹介する映画祭。19回目の開催となる2021年は過去最多の26カ国が参加し、日本初公開の14作品を含む全27プログラムを上映する。
日本初公開作品には、オーストリアからオーストラリアまでの18,000kmを自転車で旅する『オーストリアからオーストラリアへ ふたりの自転車大冒険』や、ルクセンブルクの女性運動の歴史を記録した『彼女たちの物語』などドキュメンタリー映画がラインナップ。
また、トロント国際映画祭で注目されたスロヴェニア映画『ことの成り行き』や、「アンダルシアの犬」のルイス・ブニュエル監督が収入を失い路頭に迷ったときに、友人の宝くじの賞金で「糧なき土地」を撮影したという実話を描いたアニメーション映画『ブニュエルと亀甲のラビリンス』も見逃せない日本初公開作品だ。
その他、ブルガリアのスリラー映画『完全監視』や、人間の女性とテーマパークの巨大なアトラクションとの恋を描いたユニークなロマンス映画『恋する遊園地』などあらゆるジャンルの欧州映画が上映される。
映画祭「EUフィルムデーズ2021」
<東京会場>
開催期間:未定
※当初、2021年5月28日(金)~6月20日(日)の開催を予定をしていたが、変更となった。新たな会期は決まり次第、公式サイトで発表する。
開催場所:国立映画アーカイブ
住所:東京都中央区京橋3-7-6
料金:一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円/障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ:無料(別途手数料がかかる)
チケット発売日:未定
※当初、5月21日(金)10:00~の販売を予定していたが変更となった。新たな発売日は決まり次第、公式サイトで発表する。
<京都会場>
開催期間:2021年6月17日(木)~7月4日(日)
開催場所:京都文化博物館
住所:京都市中京区三条高倉
料金:一般:500円/大学生:400円/高校生以下:無料(総合展示入場料で鑑賞可)
※当日販売のみとなる。
<オンライン>
開催期間:5月28日(金)~6月25日(金)
料金:無料※各作品視聴は先着400人まで
※EUフィルムデーズ2021公式HPの視聴ページにて視聴が可能。
■上映作品
『マロナの幻想的な物語り』<東京/京都>、『ブニュエルと亀甲のラビリンス』<東京/京都>※日本初公開、『ウルフウォーカー』<東京/京都>、『境界線』<東京/京都>※日本初公開、『完全監視』<東京/京都/オンライン>※日本初公開、『ウィンター・ブラザーズ』<東京/京都>、『ゴリアテ』<東京/京都/オンライン>※日本初公開、『この世界に残されて』<東京/オンライン>、『ザ・ライフルマン』<東京/京都>、『Cold War あの歌、二つの心』<東京/京都>、『ポルトガルの女』<東京/京都/オンライン>、『彼女たちの物語』<東京/京都/オンライン>※日本初公開、『思春期 彼女たちの選択』<東京/京都>、『フローズン・アンブロシア』<東京/京都/オンライン>※日本初公開、『オーストリアからオーストラリアへ ふたりの自転車大冒険』<東京/京都/オンライン>※日本初公開、『もう一つのドリームチーム』<東京/京都>、『ファイト・ガール』<東京/京都/オンライン>※日本初公開、『ことの成り行き』<東京/京都>※日本初公開、『システム・クラッシャー 家に帰りたい』<東京/京都>、『フェア・プレー』<東京/京都/オンライン>※日本初公開、『ユニコーンを追え』<東京/京都/オンライン>※日本初公開、『コミックサンズ Comic Sans』<東京/京都>※日本初公開、『恋する遊園地』<東京>、『パトリック』<東京/京都>※日本初公開、『スマグリング・ヘンドリクス』<東京/京都>、『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』<東京/京都>、『ナポリの隣人』<東京/京都>