おしゃれなカップルにおすすめしたい、東京都内の美術館デートスポットを紹介。アート好きの人から、美術館ビギナーの人まで楽しめる、旬な美術館10選をエリアごとにピックアップしてみた。各美術館の特徴や開催中の展覧会はもちろん、デート前に知っておきたい楽しみ方のポイント、館内に併設するミュージアムカフェ情報もまとめて掲載。美しい芸術にふれるおしゃれなデートで、素敵な休日を過ごしてみてはいかがだろう。
※各美術館の営業時間は変更する場合あり。事前に公式HPの参照を推奨。
<千代田区・中央区・港区>対象のおすすめ美術館。
■国立新美術館の特徴
日本最大級の展示スペースを構える六本木の美術館。コレクションを収集する美術館ではなく、企画展や公募展を行う大型ギャラリーとして機能しているため、期間によって全く異なるムードのアートに触れることができる。
■ここがポイント!
建築家・黒川紀章が手掛けたガラス張りの美しい建築は、訪れるだけでも価値あり。地下1階、地上3階からなる広々とした館内にも、アーティスティックなデザインが施されている。駅チカの好立地なため、雨の日のデートにもおすすめだ。
【国立新美術館の詳細】
住所:東京都港区六本木7-22-2
営業時間:月 10:00〜18:00/水〜日 10:00〜18:00
※入場は17:30まで
※毎週火曜日休館。ただし祝日の場合は開館し、翌平日休館。
※企画展の会期中の毎週金曜日は20時まで(入場は19時30分まで)
※展覧会によって観覧時間が異なる場合がある。
最寄り駅:東京メトロ千代田線「乃木坂駅」直結、東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩約5分
料金:展覧会ごとに異なる。
TEL:03-5777-8600
<国立新美術館のカフェ情報>
館内に複数のカフェを構える国立新美術館。中でもオススメは、2F「サロン・ド・テ ロンド」だ。巨大な逆円すいの最上部に広がる美術館ならではの空間で、上質の紅茶をはじめ、種類豊富なスイーツやサンドイッチといった軽食を楽しむことができる。
営業時間:11:00~18:00(17:30 L.O.) ※火曜日定休(館内の休館日に準ずる)
席数:82席
メニュー例:
・コーヒー 715円
・ケーキセット 1386円
TEL:03-5770-8162
■森美術館の特徴
六本木ヒルズ森タワー53Fに位置する、国際的な現代アートの美術館。世界の先鋭的なアートや建築、デザイン等独自の視点で多彩な展覧会を企画している。
■ここがポイント!
2021年にリニューアルした森美術館。展覧会会期中は夜遅くまで開館(火曜を除く)しているため、仕事帰りや食事の後に鑑賞できるのも魅力だ。デート帰り、52Fの展望台「東京シティビュー」で夜景を眺めるのもロマンティックかも。
【森美術館の詳細】
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
営業時間:月 10:00〜22:00/火 10:00〜17:00/水〜日 10:00〜22:00
※最終入館時間は閉館の30分前まで最寄り駅:東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩3分、都営大江戸線「六本木駅」徒歩6分
料金:展覧会により異なる。
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
<森美術館のカフェ情報>
森美術館の階下52Fには、「THE SUN & THE MOON(Cafe)」を併設。東京の景色が一望できる開放的な空間で、洋食メニューをベースに、サンドイッチやパスタ、開催中の展覧会のコラボレーションメニューを提供する。
営業時間:11:00~22:00(L.O. Food/21:00、Drink/21:30)
席数:133席
メニュー例:
・コーヒー 660円
※食事メニューは時期ごとに異なる。
TEL:03-3470-5235
■根津美術館の特徴
日本および東洋の古美術品を専門に展示する、東京・南青山の美術館。国宝7件や重要文化財88件を含む7,400点超の所蔵品のうちの大部分は、実業家であった初代根津嘉一郎の蒐集による。
■ここがポイント!
根津美術館は、都心にいながら、優雅な和空間を楽しめるのが魅力。敷地内に構える広々とした日本庭園には、田舎家風の建物や茶席を配しており、晴れた日にはのんびりとお散歩デートを楽しむのもオススメだ。なお本館は、隈研吾によって設計されている。
【根津美術館の詳細】
住所:東京都港区南青山6-5-1
営業時間:火〜日 10:00〜17:00 ※入館は16:30まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、展示替期間、年末年始
最寄り駅:東京メトロ千代田線「表参道駅」徒歩8分、東京メトロ半蔵門線「表参道駅」徒歩8分
料金(当日券):特別展 一般 1,600円、学生(高校生以上) 1,300円/企画展 一般 1,400円、学生(高校生以上) 1,100円
TEL:03-3400-2536
<根津美術館のカフェ情報>
根津美術館には、庭園内にカフェ「NEZUCAFE」を併設。ガラス越しに見える四季の景色を背景に、ドリンクやケーキを楽しむことができる。
営業時間:10:00~16:30(ラストオーダー 16:00)
席数:20席
メニュー例:
・NEZUブレンドコーヒー 650円
・モンブラン 650円
TEL:03-3400-2536
■東京都庭園美術館の特徴
白金台に位置する東京都庭園美術館は、もともと皇族の邸宅(朝香宮邸)だったアール・デコ様式の洋館を改装した、由緒ある美術館。所蔵品の常設展示はないが、内部の装飾や、朝香宮家ゆかりの家具などとともに、貴重な文化財として一般公開している。また年に数回、企画展も開催。
■ここがポイント!
東京都庭園美術館は、日本庭園・西洋庭園・芝庭園を構える、美しい庭園も見どころ。ふたりで庭を散策しながら、季節ごとの美しい風景に触れるのもロマンティックだ。なお日本庭園の茶室は、美術館の本館と同じく国の重要文化財に指定されている。
【東京都庭園美術館の詳細】
住所:東京都港区白金台5-21-9
営業時間:火〜日 10:00〜18:00※入館は17:30まで
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
最寄り駅:JR「目黒駅」徒歩7分、東京メトロ南北線「目黒駅」徒歩7分、「白金台駅」徒歩6分
料金:展覧会によって異なる。庭園のみ入場することも可能。(別途)
TEL:03-5777-8600
<東京都庭園美術館のカフェ情報>
東京都庭園美術館には、新館1階にカフェ「Cafe TEIEN」を併設する。自然光が差し込む開放的なガラス張りの空間からは、美しい庭園を鑑賞することも可能だ。カフェメニューに加え、和スイーツや緑茶など、和風メニューも用意。また天気が良い日には、テラス席の利用もオススメだ。
営業時間:10:00~18:00(L.O. フード/閉館1時間前、ドリンク/閉館30分前)
※入館は17:30まで。
※美術館営業時間に準ずる
席数:屋内22席/テラス12席 ※全席禁煙
メニュー:
・ブレンド 660円
・具だくさんミネストローネ 1,100円
TEL:03-6721-9668
■三菱一号館美術館の特徴
丸の内に位置する“赤いレンガ”が目印の美術館。19世紀末西洋美術をメインに、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットン作品などを収蔵。中でも、トゥールーズ=ロートレック(1864~1901)が没するまで手元で保有していた、272点あまりのグラフィック作品群は、三菱一号館美術館のコレクションの核をなす。
■ここがポイント!
ヨーロッパ風のお洒落な赤レンガ造りの「三菱一号館美術館」は、都内でも人気のフォトスポット。そのレトロな建築は、丸の内で初めてのオフィスビルとして明治時代に誕生した「三菱一号館」をもとにしており、中庭には噴水を構える優雅な休憩スポットも用意されている。美術館デートを楽しんだ後は、中庭で“映画のワンシーン”のような写真を取り合ってみては?!